失敗の責任のとり方『 おコゲのおにぎり 』

タイマー設定したガスレンジからはそろそろいい香りが漂ってくる… ハズだったのが「なんだかコゲ臭いじゃん」と慌てて近づいて見ると立ち昇るのは水蒸気ではなく燃焼したゴハンの煙だった。
ヤバっ! 急ぎ炊飯釜を五徳から外しフタをとると中は意外にそうヒドい状態ではなかった。ただ底面はキツネ色どころではなくかなり黒いコゲがベッタリ貼り付いているのでニオイが全体にまわらないうちに全部取り出してしまった。


どうやらガスレンジの設定を誤ったようである。以前のステンレス鍋のときのクセで自動炊飯にしてしまったのだな… 陶器の釜の場合は単純に時間設定だけで行うのに。
中心部の白い部分はなんとかフツーにゴハンとして食べられた。しかしコゲの部分はサスガにキツかった。さりとて捨ててしまうのは惜しい…と思いついたのはカツヲ節やゴマなどをまぶして醤油で味付けしてしまうコトだった。ついでにおにぎりにしちゃえば昼メシは楽チン出来るし…
かくしてリッパに失敗の責任をとったのである。



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出遅れもたまにはいいコトがあるものだ
白い紫陽花ばかりが咲いている株が近所にあった
でもサスガにピークは過ぎていて茶色く変色したものばかり
ようやく見つけた少しマトモな一輪
紅く色が射していて綿菓子みたい



Afternoon, July 08. 2010.