シツコイでつか『菜の花のペスカトーレ』

ベツにハマっちゃいましたってワケではなく、ご近所さんから頂いたりと今年はよく菜の花を食す機会に恵まれた。ただこんな風にパスタにするよりも天ぷらが一番美味かった…というのが正直なところだが、調理方法を切り替えてで楽しみを幾つも味わえるのはうれしいものである。

もう少しすればアサリもプックリと肥えてきて(あ〜春って貝の季節なのね♪)を実感することが出来る。そうすればこの菜の花と合わせて塩味のパスタ、即ち「ナノハナ・デ・ボンゴ〜レ・ビアンコ」ってなカンジのイタリアンを登場させるのが正しい。
だが未だちょっと早いのね。シカタがないので作り置きのトマトソースを使って「ナノハナ・デ・ペスカト〜レ」にするのだ。う〜む、シカタがないってのはウソで、しばらくトマトソース系のパスタを食していなかったので要求度合いが高まっていたのだよ。
冷凍庫には天丼をキメたときのちょい大きめブラックタイガーが数尾ストックしてあったし、広島の牡蛎を蒸して冷凍保存したモノ、カラスガレイの冷凍切身などがあって「ペスカトーレにしてくれ!」と言わんばかりの食材は揃っていたのだな、そりゃヤルしかないでしょ。
複数のシーフードから出てくるダシが豊かな旨味を膨らませ、シンプルなトマトソースのパスタとはまた全く違った美味しさを生み出す。漁師風にガーリックとレッドペッパーを効かせてビリッするくらいに印象テキなソースにしてもシーフード連合の打ってくるタマはプレッシャーが強く決して負けないどころか、ますますその存在を主張してくるような気がする。
そして青味・添え物くらいにしか位置づけていなかった菜の花も「今はワタシが主役だかんねっ!」とばかりに一歩も退かない。う〜むナカナカに自己主張の強い奴らばかりだが、決してケンカしているワケではなく見事なコンビネーションプレイを見せてくれているのだな。まるでイタリア・セリエAのサッカーを見ているようなのである。



☆クリックで応援をお願いします! 「ブロぐるめ!」ランキングに参加ちう〜





ご近所散歩…



Afternoon, February 21. 2011.