サヨナラ動物性脂肪分『大黒本しめじと刺身かまぼこ』

通称“イチク分け”など趣味の悪いバーコード頭はいっそのことボウズ或いは短髪にしてしまったほうがよっぽどスッキリしていて好感が持てると云うものだが、ナゼか毛髪にこだわるヒトが多いのがボクには理解できない。
現在のところ生え際の後退は認められるものの量テキ問題はないので差し迫ったコトではないが、もしそういった状態になってしまったなら躊躇なくボウズにしてしまおうとココロに決めている。


そしてもうひとつ嫌われる中年オヤジの代表パターンとして“脂ぎった顔”というものもある。解りやすい例は以前に衆議院議長を務めていた売国奴・K野Y平というオトコの顔を思い浮かべていただければよいだろう。ゴルフ焼けのような黒い肌がテラテラと光り、その風貌だけでパスしたくなるマイナス方向性はその時点で政治家としての資質を失っていた。その息子も似たようなツラ構え、軽い発想はお坊ちゃまテキで頗る不快、そしてご本人はシャレているつもりなのだろうがアノ喋り方がまたキモいのである。
う〜むまた脱線し過ぎた。要はボクとしては脂ギッシュな顔になりたくないのであって、そのためには若干枯れ気味な健康体を目指さなければならないのだな。肥満は顔面発汗を引き起こし、タダでさえ脂性でネトネトした肌にいやらしいツヤを付与してしまうというものだ。あ、まだそーなってはいませんけどね。

つまりアブラスパイラルからの脱却がスッキリ顔のナイスミドルへの第一歩なのであって、まあいつも気を遣っていないワケでもないがちょっとだけ意識テキ行動を…といったカンジか。
夕食も酒を控えめにすれば酔う程に欲求が増す脂肪分を最小限度に抑制できるのでは、とココは意思を強く持って挑む必要がある。そう、農民市場やスーパーに行きヤサイや海鮮中心の献立をよ〜く考えるのである。
さてさて…とナニか珍しいモノでもないかなあとウロついていると巨大なシメジがメに飛び込んできた。“三重県産大黒しめじ”と云うレッテルが貼られ価格も意外に安くて¥120なのであった。もちろんコレだけで食事が賄えるハズもないが、イッパイの肴の先付けに焼いてみるのもいんでないかい?と購入してみたのだな。
網に乗せて焼いてみた。シメジが持つマツタケにも似た特有の香りがしてくる。キュッと柑橘を絞り塩で食してみるともっちりしたような食感に先の香りがほんのり漂ってきて美味いではないか。ちょっとマツタケちっくなフンイキもあって、今年の秋はコイツで土瓶蒸しをやってチープなシアワセ感に浸る…というナイスなアイデアもいただいた。

お味の面では大いに満足ではあるものの哀しいことに大黒しめじだけではサスガに物足りないのであって、次のひと皿は刺身か焼き魚…とイキたいところだ。
都合よく購入してあったのは“おさしみかまぼこ”といってほとんどコンニャクくらいの弾力に調製されたカマボコなのであって、ボクが購入したのは駿河湾名産の桜海老をフィーチャーしたスペシャルなヤツ、へへっこいつはヘルシーでいいじゃん♪なのである。
食感も刺身コンニャクのような感じでプリプリしていながら滑らかでツルツルしたノド越しはキモチがよい。上品な白身のカマボコに紅い桜海老が彩りを添え浜名湖の新生海苔のグリーンと共に日本画のようなシブい華やかさが映える皿となった。
確かに美味いが桜海老がちょっと食味のバランスを崩しているように思われた。と言うのも主役はあくまでもカマボコなのであるところを、どうもワキ役の桜海老が少々自己主張の過ぎるきらいがあり、物語のポイントがボケてしまっているのである。
それは食感・風味ともに優しいカマボコと明確なトーンを持った丸ごとの桜海老ではギクシャクした連携となっていてどうにも納まりがよくない。桜海老を食したことのない方には全体にマイルドな風味になっているので好適かも知れないが、中途ハンパというか消化不良の感は否めない。
う〜ん…これなら桜海老入りではなくプレーンな“おさしみかまぼこ”にしておけばよかったなあ。おっと、ゼイタクを言ってはいけないよ!せっかく動物性脂肪にとりあえずのサヨナラをしたのだから。
しかし美味いものを食すと酒はまた進んでしまうのであってねえ…


小田原 籠清(かごせい)
http://www.kagosei.co.jp/




☆クリックで応援をお願いします!「ブロぐるめ!」ランキングに参加してます〜

東北地方太平洋沖地震義援金
あなたが今スグできること…
http://volunteer.yahoo.co.jp/disaster/list/0047.html





今朝の富士山
って夜明け前ですが
この時期にしては珍しく大気が澄んでいて、たまには星空バックもいいかな…と



3:35AM, May 15. 2011. @Fujinomiya-City          Original Photo










う〜様
ラード揚げトンカツ萌え〜♪ \(o^∀^o)/
こんちわ!いや〜せっかく離脱できたと思ってたのにな、リバウンドしたらアナタのせいですよ(笑)
三日坊主? …いえ一日で陥落ですノ(´д`*)
ホンモノのしめじは人工栽培に成功してないらしいですね、多分コレは近似種なんでしょうけど香りも良くてなかなかイケました。
ええ、でもボクはホンモノを食したコトがないので厳密に比較出来ません(´▽`*)アハハ



かぶちゃん
おはようございます!
「炒めない炒飯もどき」ってさ、電子レンジでイケちゃいそーだね(*^−')ノ 意外に美味かったりして… そうか「焦し醤油」とブレンドして炒飯の素みたいなやつを作っておけばいいのよね〜♪
昨日テレビでタレントのおねーちゃんが白ミル貝の導水管をヤラしい手つきで触ってましてね、あ〜コイツはこんな風にヤルんだ…とコーフンしてしまいました(≧∇≦)b



Lotさま
おはようございます!
釧路ではボリボリをよくいただきました。当時は今のように食生活が豊かではありませんでしたからね、パスタやソテー料理などといったオシャレな食べ方なんて全く知る由もなく味噌汁一本勝負で(笑)まあアトは鍋がいいところでしょうか。
しかし昔に比べるとスーパーなどで売られるキノコの種類は本当に多くなりましたねヽ(´∀`)ノ
   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
Lotさま こんにちは! その「落葉」ってナマエも知らずに食べていましたよノ(´д`*) 
相変わらず味噌汁か鍋でしたけどね(笑) 当時はきちんと調べようなんて気はなくて「食べられるんだって…」でお終いでした(´▽`*)アハハ
「落葉」はピッツァにすると激しく美味いらしいですね、ポルチーニにも比肩する香りと旨味があるとか… あ〜今なら絶対にジッコーしてみるんだけどな。
   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
Lotさま おはようございます!
乾燥ポルチーニって戻すと「椎茸か?」みたいな甘く濃厚な香りになりますね(´▽`*)アハハ
「落葉」と「ポルチーニ」はイグチ科同志で親戚みたいなものでしょう、美味いハズです。札幌近郊はキノコの宝庫のようですね、道新の過去ログで面白い記事を見つけました
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/kawaraban/69730.html