酒を飲まずにカニが喰えるか？と問われれば否と答えるだろう。そうだよな、テーブルに新聞紙を拡げドーンと茹でた毛ガニを真ん中に据え、ビールやら冷酒を傍らにその白い身肉やミソの味わいを追求する。そして酒で舌と精神をリセットしては再びただひたすらその海の幸を享受し、命の水の陶酔に埋没してゆく。あぁ、なんて素晴らしい時間なのだろう。
今シーズンもそんな切なる願望をジッコーできるのだろうか、でも平素矢鱈にゼイタクをしてしまうのは罪だろうからきっと年末か正月ってコトになるのだろうなあ、あ〜早くカニ喰いたい！カニ喰いたい！カニ喰いたい！とムネを掻きむしっていたら某国営放送の中部北陸エリアニュースで福井県ナントカ市（町だったかな）で「小学校の給食に今年も越前カニが登場し、子供たちは大喜びでした」などという誠にけしからん行為が行われた事実を伝えていた。しかも一人にまるごと一匹だぜ、コチラで買えば数千円するような正真正銘の“越前ガニ”。
もうこの話題は毎年聞くので（またかよ）なものだが、何度聞いても（ちっ、ガキのくせに。酒も飲まずによく喰えるよな〜）とつい思ってしまうのである。なんでも地元の漁協が協力してくれて食育とやらをモクテキとした給食らしい。
それならビールや日本酒も出せよ！と言いたい。福井県にはリッパな酒造がいくらでもあるだろう、ぜひソチラにも協力を仰いでワンカップタイプでいいから一人一本、正しいカニの喰い方そして酒の効能と食味に及ぼす影響を仔細に実食レクチャーするのだ。どうだ、いいだろう！午後は授業にならないからソコでお終い、センセは代行で帰宅する…ってねえ、小学校ですから、未成年の児童に対してそんなことしたらトンデモナイことになるのだろうなあ。とバカな妄想には幕を降し現実に戻ろうではないか。
活カニまるごと蒸し貪り喰いは先のお楽しみにとっておいて、とりあへず目先の欲望をなんとかしなければならないので“カニ爪ポーション”というやつでテを打った。確かに安いがそれは脚肉と違いガサの割には可食部分が少ないせいだ。ただ見た目になんとなく華やかであることや、予め殻に切り目が入れてありカンタンに硬い部分がハガレて食べられる状態になる。しかもメンドーな調理などしなくても解凍しただけで酒の肴になってくれるところが有難くけっこー重宝するのね。
ベシャメルソースにカニ缶ほぐし身を適宜加えガーリックやハーブで風味を整える。そこにそのカニ爪を入れて軽く、ホントに軽く温める程度に加熱したところに茹であがったパスタを加えサッと和えるように馴染ませて出来上がりだ。う〜む、やっぱりハーブはディルが欲しかったな…めっちゃ美味かったけど。
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Sora
5:43PM, October 16. 2011.
う〜様
ボクの場合、ハジけたのはリズムじゃなくて脳ミソでした(≧∇≦)b
おはようございます！ あんな風にノーテンキにカニ喰いに行きたいですね、あ〜喰いたい！(笑)
今年は本当に天体ショーに縁がありませんでした(;´Д｀)ノ 昨日なんてもう夕方から雨でしたからね、諦めてトットと寝てしまいました。せっかくインターバルタイマー撮影で楽チンしようと思っていたのに(笑)
梅成弟子丸さん
そ…そんな〜 ユメに見ちゃいそーぢゃありませんかっ(;´Д｀)ノ
こんにちは！ どうせ夢ならオンナに挟まれてキモチよくなるユメがいいにゃ〜♪
ところでパフェ部って公認されてます？(´▽｀*)ｱﾊﾊ フクナガさんに行って「ブドウパフェ」ですか…あぁ秋だなあってカンジでいいですね。ボクはフォンダンショコラの喰い過ぎで当分の間スイーツ控え組に(笑)
ムー吉殿
そうか！マミヤ645PROでセイコガニが物々交換できるじゃん＼(≧▽≦)丿
おはようございます！ って、うっそ〜の世界ですねえ、嘆き叫んでも涙は出てこないくらい口惜しいね(;´Д｀)ノ ボクのBRONICA645やFUJI-GSWも似たようなもんだろうなあ…
給食のカニの話ね、去年までは確かにセイコガニっぽかったけど、今年のは少し大きかったような… それとも願望が大きく見せていたのか(´▽｀*)ｱﾊﾊ
Lotさま
うっわ〜懐かしいコトバ「なげる」 (´▽｀*)ｱﾊﾊ
花咲、上等じゃありませんか！ 一昨年コチラの魚屋さんを通じて根室から活き花咲カニを数匹取り寄せましたが、まあ特大サイズということもあって一匹￥8000でした。けっこー泣きましたね(笑)
ムカシは一番ランクが下で二束三文だったのに… あ〜でもあの独特な濃厚な風味もソレはソレでスキなんですよ。喰いたいなあ…
流通もその形態や内容が時代と共に変わりましたね。保存手段が幼稚だった昔は当日夕方には必ず投げ売りがあったものですし、その恩恵を庶民が受けていたのに。
