どこかで見たような…『ねぎ玉豚丼』

かなり前に作った“生姜焼のタレ”が冷蔵庫に眠っていた。知らないうちに溜まってゆく調合調味料の整理をしていて気がついたのね。

相変わらずのズボラをしているのでナメてみないとビンの中身が判らないのはなんとも情けないハナシだが（あっ、コレって今夜のメシのネタに使えるじゃん！）などというケースもあって、なかなかにお宝掘り出し大会テキ雰囲気もあるのよ。まあコレもそのひとつで、ちょうど豚バラ肉のスライスがあったのでドンブリにして喰ってしまおうではないか…とタマネギをカットするのであった。
なにせドンブリというのは一話完結物語なのであって作るもカンタン洗うも楽チン、おまけに諸食材の使用量はかなり少なくて済むからボンビな当家に於いては極めて頻繁に登場する料理である。この日もタマネギだけを一緒に炒めてタタッと作ってパパッと喰ってササッと終わりにしたかったのだが、作っているうちになんだか物足りないような気がしてきて（う〜ん、やっぱり青ネギもトッピングしちゃおー）となってしまうのだな。
そして調子にのって限りない追及が開始されてしまうのである。朝採りタマゴもあるからさ、せっかくなんで卵黄も中央に据えてやれば見た目もお味もリッチじゃんね…ってことは、糸切り唐辛子なんてやつがあるとお店屋さんの食事みたいにハデハデになるんだからさ〜ともう止まらないのである。バカまる出しのエロおやぢである。
そうだよな、コレってどこかで見たような…う〜む、そうだ某外食チェーンの店舗駐車場にハタめく幟旗さ、アレは“ねぎ玉牛丼”だったなあ。シゴトで毎日その脇を通るから、きっと知らないうちに洗脳されてたのかも。
あ、そーゆー状態って何って言うんだっけ…

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