想い出の『鶏そぼろ二色弁当』はドンブリで

こばと幼稚園」に行っていたころは母君の弁当を持参する毎日だった。行っていた…ってシゴトで勤務していたのではなく、ボク自身が園児として通園していた50年も前のハナシである。

どんな弁当だったかなんてことはすっかり忘れてしまったが、弁当箱は淡いブルーにアルマイト加工されたアルミニウム製で赤と黄色のてんとう虫のイラストが小さく隅に描かれていた。きっとオトナの掌にすっぽり収まってしまうような可愛らしいものだったに違いないが、当時はやたらリッパなサイズのように感じていたものだ。
そんな弁当を開く昼食タイムはやはり一番のお楽しみなのであって、途中で覗き見するコドモもいたがボクはそうしたことは絶対にやらず、ひたすらザ・オープン!の次にやってくるサプライスをストイックに待ち構えるガキだったのである。
そしてナゼか唯一記憶に残っているのは鶏そぼろと炒りタマゴを行儀よく二色に敷きつめた弁当で、フタを開けた時のカンドーとコーフンは今でも忘れはしない(ような気がしている)。美味しいのはもちろんだが、そのヴィジュアルや色彩コントラストが気に入ってしまい、以来何度かリクエストしたはずだ。
三ツ児の魂百まで…とはよく言ったものでオトナになっても『鶏そぼろ二色弁当』にはついグラリときてしまうのだな、あまりソトで弁当を購入する機会のない生活をしているが、たまに行った旅先でそうしたものがあると最後まで購入候補として決勝戦に残っているのがコレなのよ。今や高校二年生になった女子剣道部員が未だチューボーだったころに『二色そぼろ親子弁当』を作ってやったこともあるくらいボク自身がスキなのだと思う。
そんな弁当をふと思い出してはドンブリ仕立てにしてみた。ミステイクは紅生姜を切らしていたこと。そうだよな、ちょっと前に焼そばを食した時に全部喰っちまったんだ。そのかわり刻み海苔をトッピングしたが、これもイケますね…でもそれより先ずゴハンに刻み海苔を敷き、その上に二色そぼろを配置して、トッピングはやはり紅生姜とグリーンピース三粒ってのがパーフェクトかな。




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チャッピ〜☆彡さん
おはようございます!
へえ〜「聖母幼稚園」なんてハイソなカンジですね、弁当まで集団温めサービスつき(笑)
きっとタクアンなんておかずにするお子様たちはいなかったのでしょうね、開けたらスゴいニオイになっていそ〜だもんな(≧∇≦)b