叔父の葬儀と『たまごたっぷりん』

沼津に住む叔父が先月末に亡くなった。数年前から病を患っていたものの最近思うようにならなくなり、その妻である母の妹と母君は(この夏を越せるのかしらねえ…)と話をした矢先だったらしい。

告別式の朝も暑かった。斎場はギンギンに冷房が効いていて出席者たちはそれぞれの勤務先での節電努力がドレほど大変なのかを熱く語り合っていた。
中には節電対策費用が節電目標超過制裁金を上回ってしまい「暑くてさ、しかも不便な思いをしたのに…コレなら罰金払って清々と過ごしたほうがよかったぜ」などと愚痴をこぼす者もいた。それは決して笑えないハナシなのであって、同様の顛末はいくつか別の企業でも聞いている。
お役所は節電している間だけガマンすればよいが、民間企業はソレによって収益が悪化すれば従業員の賃金にも影響を及ぼしそのガマンは私生活にまで及ぶのよ。

そんな世間の諸々とは無関係に冷たい水の中で悠々と泳ぐ錦鯉たちがなんとなく羨ましい市営斎場のエントランス、この鯉たちもお役人サマと一緒だよなあ…などと穿った見方をしてしまうエロおやぢなのである。
さて葬儀のアトには「祓いの膳」なのだな、出席者が酒食を共にして故人を偲ぶという習慣だ。その中で叔父の撮った写真の話題になった。
叔父は桜の写真を撮るのが趣味で各地の一本桜をかなりな作品数で残していた。式場の入り口にはその一部が展示されていて、いつもいーかげんな桜フォトしか撮っていないボクとしてはジツにハンセーさせられたというか(ボクが死んだときにこうして人様に見せられるような作品として残るものはあるのか?)と云う危機感に苛まれたのも事実なのである。
   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

葬儀も無事に終了し帰路は新東名を使って帰ろうということになった。ホントは従来の東名を使って帰ったほうがスムースなのだが、下り線のSAであるネオパーサ駿河湾沼津は母君も妹も行ったことがないらしいので面白半分なのである。
ボクも上り線のそれは行ったことがあったけど下りは外観だけしか知らないのであって(どんなもんかいな)てな野次馬テキ行動で探求心を満たすのだな、つまりモクテキはウワサのSAグルメなのよ。
行ってみれば有名ブランドやキャラクタがひしめく上り線に比べて少しおとなしめなカンジの店舗展開であるものの、まあSAとしては必要充分な…というよりムカシに比べたら夢の様な休憩&娯楽スポットに仕上がっていて、またわざわざ“駿河湾沼津”と謳うだけのことはあってその眺めは素晴らしいものなのであった。
その中に伊豆の入り口である三島にある道の駅で人気の「たまごや」さんの商品がいくつか置いてあった。その名の通り新鮮なタマゴがウリのお店でタマゴ系スイーツやタマゴ料理の食事にもチカラを入れている。ここではケーキ類とともに『たまごたっぷりん』という商品を限定で扱っていて、ホントはドッチでもよかったのにナイスバデな売り子のねーちゃんに惹かれてつい購入してしまったエロバカおやぢである。
一個の大きさはリアルMサイズの鶏卵、プラスティックではなく陶器製の器は捨てるに惜しいが、如何せんタマゴ1コ分の容量に七分目ほど入ったプリンは少な過ぎないか。お味はまあちょっと上級な部類だけれども6コ入で千円オーバーはかな〜り高いかな。
今回はマンゴープリンとのハーフだったけど季節によっていろいろなテイストが販売されているらしいし、この容器がどうしても欲しいというヒトにはいい買い物かも知れない。


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今朝の富士山
大雨警報発令ちう



5:17AM, August 15. 2012. @Fujinomiya-City






う〜様
どもども、おっはよ〜ございます!
その御年ですと御目出度いといっても失礼ではありませんね、無事に人生を終えられてお幸せだったでしょう。
しかしこうした宴席で酒が飲めないのはちと辛いものがありますね…シカタないんですけど。よくしたもので最近はノンアルコールビールなんぞも用意されてましてね、ついクチにしてしまったボクがバカでした。いや〜不味いったらありゃしない(笑)
こーゆー容器ねえ、そうなんです…捨てるに捨てられずさりとて…(´▽`*)アハハ