『山菜おこわ』のプレートランチ

カフェランチのようにいろいろ盛り合わせたワンプレートに仕立ててあるけれどジツは手綱コンニャクの煮物を除いてぜ〜んぶ買ってきたものなのよ。

とはいえそれは例の“まんさいかん”で購入したものたちなのでとにかく安くて美味いんだな、テメーでこれだけ揃えようとしたらテマヒマはもとよりコストも相当に膨らんで財政破綻に追い込まれるに違いないからこれでいいのだ。
特に『山菜おこわ』はエクセレントな出来栄えで、フツーだとワラビなどの緑色にタケノコやナメコといった水煮既製品を使用するお店が多い中、ここはいかにも「イチから手作りしました」ってカンジのシブい色彩がなんとも郷愁を誘うではないか。料理は見た目も大切だけれども、やはり根本のお味がブレていてはどうにもならない。そしてトシをとったせいかこーゆー食事にますますハマり始めているのよね。

『おこわ』で思い出したのは先日母君から聞いたハナシである。
いつもは行楽など手弁当で出掛けることの多い母君であるが、その日の行き先は藤枝=都市部の公園花見スポットだったので同行の友人と話し合って「きっとお弁当の売店くらいあるわよ、たまにはそーゆーのもいいじゃない」となったらしい。

果たして予想通りにいくつかの出店が並んでいて母君たちは“してやったり”とばかりに赤飯や少々のオカズ類をそこで購入したのだと云う。ところがベンチに腰掛けてそいつを食し始めた途端、二人のココロに暗雲がイッキに… 母君は「久しぶりに不味い!と断言できるモノをクチにした」と語った。赤飯は色ばかりでどうやらモチ米の含有率が異常に低く(或いは限りなくゼロに近い)そのほとんどがウルチ米なのではと容易に想像がつくパサパサ感。アズキは香りも旨味もなくて、とんだモノを掴まされたようなのだった。
まあ年季の入った元お嬢さんたちなので「ホントに不味いわねえ」と言いつつ決して捨てたりはしなかったそうだが、なんとも気の毒な話である。年寄りにそんなモノを食わせやがって…と素性の悪い商人にハラが立って仕方がなかった。

グルメスポットの多い街での出来事なので余計に驚いたし近くの“まんさいかん”ならそんなことは絶対になかったハズの話であって、俄には信じられない。こんなことでその街の名が汚されたりもすればマジメにやってる同業者はたまらないだろうなあ。てなことで藤枝グルメを楽しみつつ呆れたハナシに怒り爆発をようやく抑制できたエロおやぢなのであった。
小さなフォトは上から寄せ植えにされたベビィリーフポット、大好物のソラマメ、シーズン終わりでお値段の下がった静岡イチゴ章姫…みんな“まんさいかん”で購入してきたものだけどやっぱりヤサイは新鮮さが命、どれも美味しくて初夏満喫なのである。


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今朝の富士山
台風も遠ざかり爽やかな空が拡がりました



5:48AM, June 22. 2013. @Fujinomiya-City






とがしさま
おはようございます!
今年はヌカミソをまだスタートさせてないんですよ、しっかり準備はしてあるのですが。市販品でも美味しいんだけどやっぱりジブンで漬けたものが食べたいなあ…
“おこわ”って酒の肴にもなりますよね〜(´▽`*)アハハ



元ルーさん
おはようございます!
そうそう!静岡のデパ地下にもおこわを何種類か用意してある弁当屋さんがあるのですが、これがまたけっこーいいお値段でして。絶対に美味しいことは解ってるのですが滅多にテが出ませんよ。
お皿のハナシは天丼喰いたくて暖簾をくぐったのにナゼかカツ丼を注文してしまったアレによく似ていますね(≧∇≦)b