『大地のカレー』@北海道ショップ 大地の恵み

ちょっとワルいことをしに静岡市の商店街に行った。ワルいこと…と言っても我が国の法律に抵触するようなことではなく、まあ所謂マニアックな趣味、ヲタクな行為ってやつですか…それはカメラの旧いレンズを買う気マンマンでカメラ屋さんに向かったことなのである。
その前に空きっ腹では煩悩ムキ出しになっていろいろ買い漁ってしまってもアトアト困るので、胃袋と精神を鎮静安定化するためにどこかテキトーな処で昼めしを済ませることにした。

途中の道すがら飲食店の新規開拓を目論んでメガーヌを走らせていると、あるじゃんあるじゃんいいカンジ!「大地の恵み」かあ。本日が投票日の衆議院選挙に候補者を選出している某政党名に似ているけどカンケーないよね。
本来は特産品販売のアンテナショップみたいな店舗にイートインコーナーを設置してある感じなのでそうメニューは多くないけれど、この『大地のカレー』ってランチ¥850だけでも充分ではないの?と思える意味深い献立だ。使われる食材はもちろん全て北海道産、なんだか楽しみじゃないのよ〜と注文する。
楚々としたサラダだけれども旬のホワイトアスパラや昆布醤油味のジュレドレッシングがフィーチャーされていていい感じだ。自然体で気負いのない姿勢が食す者を安心させてくれるのね。

そしてカレーにはたっぷり根菜と北海道産ポークが使われていてジツにナチュラル。パッとひとくちの印象は学校給食のカレーのようなシンプルさなんだけど、よ〜く味わえば奥深い滋味に満ちている。美味い!
本来はカツはついていないのだが、お店の方がサービスで特製のメンチカツをトッピングしてくれた。これがまたとってもジュウシィでおいしいのよ、有り難いですねえ…いえベツにボクが以前に北海道に住んでいたなんてことを軽々しく喋ったワケではないんですけどね、なんとなく通ずるものがあったのかなあ。

カレーのライスには近年その品質向上の著しい北海道産米“ゆめぴりか”を採用、ハッキリ言ってこのお米は一流のお味と風味!帰り際にそいつの5kg袋をつい購入してしまったエロおやぢである。こんなに旨いコメが北海道で出来るなんて老舗の有名米処もウカウカしてはいられないよ。
フィニッシュは別オーダーでソフトクリームをお願いした。シアワセです、ゼイタクです、バチ当たりです。ミもココロも充足し、これで安心して例のお買い物にも行けるってもんさ。でも北海道でしかテに入らないと思っていたアノ品コノ品がたくさん並んでいて、また行きたいお店が出来てしまったのにはちょっと困ってるんですけどね。



北海道ショップ 大地の恵み

http://daichinomegumi-sz.jp/
静岡市葵区伝馬町9-14
TEL/FAX=054-250-0288
ACT=10:30-19:00(日祝〜18:00)無休
Lunch=11:00-14:00
(日曜はランチお休み,テイクアウト有)




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さてさて、いよいよ本来の目的行動に突入だ。こんなことになってしまったのは以前から使っていたコンデジは写りはいいんだけれどもどうにも動作が緩慢になってきてしまったのでクラシックスタイルの最新鋭機に買い替えたのが5月。
そしてそのメーカーの優秀さに気付いてちょっとイタズラできるカメラも欲しくなっちまってついにその翌月…って具合なのね。

PENTAX Q10 & RICOH GW-2

このデジカメは流行りの所謂ミラーレス、キャッチコピーは“ナノ一眼”ってやつなんだけど、先行各社が搭載している撮像素子よりも一回り小さな規格品(安価なコンデジに使われているサイズ)をナゼか採用してとてもマニアックな仕様にしてあるのね。ヒトと同じ事をするのがキライなエロおやぢはそーゆーのに弱いのよ、つい所有したくなってオマケにオーダーカラーなんてこともお願いしてみたのね。

難しいハナシをすると解らないお方も多いと思うので結論だけ申し上げると、このカメラはムカシの小さなレンズも使えますってことなの。こーゆーイヤラしいスペックがエロおやぢの魂にボヤを引き起こすのである。
そこで例のカメラ屋さんに行ってみるとご主人が「16mmのシネレンズは人気が出て高騰しちゃってるから扱ってないけど、こんなのならあるよ…」とショウケースの最下段からゴソゴソと出してくれたのはムカシの8mmシネカメラ!しかもレンズが三本ターレットになっていて都合が良過ぎるものなのであった。う〜むサンキョーかあ、なんか懐かしいなあ…所有したことはないけれど、家庭用ビデオが普及する前までは結構なシェアを誇っていたメーカーさんなのね。ちなみこのセットは昭和33年製造、なんとボクが生まれた年ってのもナニかの因縁か。
レンズはKINO-SANKYOブランド(市塚光学製)6.5mmF1.9、13mmF1.9、38mmF1.9の三本で、従来のカメラ的感覚でいうと35ミリ標準系ワイド、70ミリ準望遠、200ミリ望遠といったところか。

お店の入口から早速お試し撮影してみるとナカナカの描写ではないか、上のフォト左は6.5mmで撮影したものでちょっと周辺がケラレてはいるけれど充分実用になる範囲。右は38mmの画像でハレーションっぽいけどやはり解像感は悪くない…面白いね、使えるじゃん。

13mmのレンズはお家に帰ってきてから試してみたのだが、コレも味わい深い描写だ。いただきもののサクランボ・佐藤錦のダークな瑞々しさが印象テキな画像となってワクワクするようなオドロキなのね。タマネギのドレッシングのフォトもこのカメラとレンズの組み合わせで、けっこー気に入っている。
6.5mmを除いてレンズに若干の曇りがあったり内部ゴミの付着やレンズ接合部分の接着剤切れなどあるものの、まあソレも出来上がる画像にスパイスを加えてくれているようで楽しいではないか。8ミリカメラ本体は飾り物くらいにしかならないけれど、遊べるレンズ三本がついて五英世ならオッケーでしょ、わかるオトナのヲタクな趣味としてご理解願いたいなあ。
ところがまたまたモンダイというか煩悩の異常発生に悩むエロおやぢなのである。当家には父上の遺品のなかにマニアが喜ぶカメラレンズが何本かあって、そいつを活かす手立てはないものか…と思い続けていたところに、またまたベツのお導きが…。
それって“ナノ一眼”じゃダメなの?
ええ、装着できないことはないんだけど、あまり実用テキではなくてねえ。
つまりまたベツのカメラをテに入れなくちゃならないんでしょ?
ええ、まあ…
(この続きはしばらくアトに)






元ルーさん
こんにちは!
ええ、いいものだらけで困ってますノ(´д`*) 特に道東地方で売っていた懐かしのブランドなど脳裏から離れませんよ…
しかし当時の銀塩カメラやシネカメラは今では使うに労力と経済力が必要になりませんが、それらのレンズが蘇る時代が来るとは誰が想像したでしょう!オカゲで各種デジタルフォーマットの機材が欲しくなってまたまた出費が〜