■ 北海道産生鮭のバター焼
トナリ町のちょいハイソ系スーパーでは「北海道フェア」みたいなイベントが行われておりまして、元住民といたしましてはワクワクな期待に胸を膨らませては行ってみるわけです。
まあデパートの催事場で行われるようなスゴいものではありませんが、そこは " ちょいハイソ系 " のプライドがあるのでしょう、種類は少ないけれど高品質なものが厳選されておりまして安心出来ると言いますか、ハッキリ申し上げますとアレもコレも買いたくて仕方がなかったわけであります。
その中からチョイスしてきたものの一つがこの「生鮭」であります。
塩をしていない生鮭の切り身なんてベツに珍しくもなんともないじゃん…なのではありますが、食道楽エロおやぢといたしましてはピンとくるものがあるわけです。確かにその切身はとても厚く切ってありリッパなのではありますけれど、通常の鮮魚コーナーではなく別のショウケースに少量置かれており、色ツヤと言いますか奥深いところからその旨さをアピールしているのですな。動物テキなカンに近いものですよね、あ~コレは美味いに違いない!って。
そして菜園から収穫してきた変わりインゲンと青森のリンゴを従えて『バター焼』でその旨味を堪能しましょうか、という目論見であります。
食べ物のお味について造詣の深い方ならご理解いただけると思いますが、同じモノであってもその処理方法・保管方法、或いはそれ以前の鮮度確保の手順やカットの仕方で食材のお味はすっかり変わってしまうわけです。例えば同じ魚が2匹並んでいる時にトーシローには区別できなくても、その道の方…漁師さんであるとか市場関係者さんなど…は即座に「断然コッチ!」と判定してしまうものもあります。
科学的に分析すればいろいろな理由が挙げられるのでしょうけれど、彼らはそれを長い間の経験と修練によって身につけ瞬間テキな判断をするのでしょう。エロおやぢもダテに齢を重ねているわけではない…とテメーで思い込んでいるだけかも知れませんが、いちおーその辺りのカンはよく当たります。
あぁ美味いですねえ、鮭の旨味が違います。ソコラのスーパー…同じ生鮭でも流通大手某Aなどでよく売っているものとは雲泥の差があります。海の滋味と香り、舌の上に拡がる濃密な旨さ、躍動する食感…どれをとっても次元が違いますね、あぁ美味しい。ちょっとお高い食材ではありましたが、コレ買って本当に良かった!と思う瞬間であります。テメーの勘が見事に…って自慢話は面白くありませんよね。
でもねえ、食べながら思ったんです。「鮭フライ」にしてもよかったんじゃないか…って。ムカシは鮭やホタテ貝・牡蠣などで海鮮フライ盛り合せなんてよくやったものだけど、このところクリエイションのパワー不足ですな…少しキアイを入れないとね。
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