元旦の食風景2014

七草粥の食材を買い忘れ、なんとなくフツーの朝食を摂ってシゴトに向かったエロおやぢである。そして早いもので今年も一週間過ぎてしまったのね、なんだか正月のゴーカ美食が走馬灯のように脳裏に浮かんでは消え、まるで気の抜けてしまった浦島太郎テキ気分で清貧モード展開ちうなのよ。

目覚めるとまだ午前一時半だった。喉が渇いて仕方がなかったので小用を足してから冷蔵庫に冷やしてあった炭酸水をイッキに飲んだ。しかしまだ頭は重いしキブンもよくない上に少しクラッとしている。う〜む、ヤバイ…こいつは完全に二日酔いモードである。いけないいけない、しっかり寝なおして2014年の元旦はスッキリと目覚めたいではないか。
果たして目覚めてみればやっぱり予想通りの展開、そうヒドくはないけれどかな〜りヤバヤバな健康状態である。まあ昨年末はロクに休日も取れないほど忙しく疲れもピークだったからなあ、正月休みに入って少しヌケちゃって油断したかな。まあいいさ、バリッと起きて快活に動き回れば次第に回復するでしょ…ってなことで平成二十六年一月一日の朝食と相成るワケなのよね。
当家の正月料理は特別なものは例年なにもない。ごくごくフツーの御節料理っぽいものを重箱に詰め楚々とそれを食すのみである。デパ地下とか有名割烹などが販売している数万円もする御節と違い海老の塩焼きが入っていたりアワビの姿煮とかローストビーフなんぞでウキウキするような料理は何一つ並んでいない。
母君は「お神酒は?…」と仕向けてきたけれど(二日酔いで調子悪いから)なんて言えず「午後には運転しなくちゃなんないからさ」と珍しく酒を断るエロおやぢだったのよ、そーとー具合わるかったんだよな。

それでも新しい年を迎えて初めて食す料理っていいものだよね、食べているうちにけっこー晴れ晴れした心地になってくるのがフシギ。今年出色の出来栄えだったのは『鰯の酢漬/冬野菜巻』だった。彩りよく、またピシッと折り目正しいというかスジの通った立ち居振る舞いがTHEニッポンの正月料理ってカンジで目が醒める。
渋い煮物やお目出度いヴィジュアルの料理そして普段はクチにしない珍味が並ぶけどやっぱりフィニッシュは母君が毎年キアイを入れて作る『黒豆』かな、こいつなしに当家の正月は語れないほど大切にしている母の味なのである。

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梅成弟子丸さん
こんにちは!
うっ、ファミレス元旦朝食!そうせざるを得ない職業テキ事由の方もいらっしゃるのでしょうけど、貴殿の場合は…(´▽`*)アハハ
まあ出来れば自宅で落ち着いた元日を過ごしたいものです。ボクも過去に何年もの間“元日も朝九時から飲食シゴト”という哀れな時期がありましたよ、けっこーお客さんて来るもんでしたけどね〜



元ルーさん
こんにちは!
雪かきタイヘンですよね、いや〜決してヒトゴトではなくってボクも年末年始とシゴト前に先ず雪かき…って状況でしてノ(´д`*)
専用の合成樹脂製スコップだけでなく、ちょうどブルドーザの排土板のような形状の雪かき道具があることを最近知りました。



ムー吉殿
こんにちは! 今年も宜しくお願いしますね。
そうそう、コドモのころって御節なんてドッチでもよかったなあ。確かに齢をとって枯れてきてるんですよ、こーゆーシブ系の料理がたまんなくいい(≧∇≦)b
母君は黒豆だけはミョーにこだわってましてね、他の物は既成品で済ませることがあってもコレだけは毎年必ず手造りしてます。