地方民放のグルメ番組で餃子の特集をやっていた。昼めしなんぞにそいつはしょっちゅう喰ってるクセにまたまた喰いたくなってしまうエロおやぢなのだな。
番組で紹介されているお店に行ってはみたいけれど、放映直後ではたいてい激混みだろうしシゴトの方向とも異なるので実現は難しいのだ。ランチタイムに手っ取り早く餃子を楽しむためにはボクがアクションしているエリアの中でピックアップするのが一番だ。う〜む、それならアソコかな…と行ってみると休業ちう(これは後日その理由が判明する)、ツイてないよね〜。でもソコからほんの少しだけクルマを走らせればいいお店があるのさ。
それは以前に『ドラゴン』とか『漢風』といったAAAクラス極上ラーメンを提供していただいた漢風さんである。確かメニューの『餃子』には★印がついていたよな…と思い急行すると、その日のランチサービスメニューはチャーハンとその餃子がセットになったものなのである。こりゃツキが戻ってきたってもんさ!
チャーハンそのものだって★印メニューなのだから相当にレベルの高いひと品、とっても美味しい。ホメ言葉に陳腐なものしか浮かんで来ないのでここでの言及は控えておくけれど、やっぱり店主殿が薦めているだけあってピカピカに輝くお味なのよ。
そしてもう一つのメインである餃子ね、こいつもイケてる。包もけっこー大きくてニンニクパンチの効いた餡が例の黄金色をした液体を欲しがるのである。旨いっ!喰いたいと思っていた餃子がこれだけ美味しければランチ探索は大成功と言えるのではないか。
ところがこの中華の2大巨頭に対抗する思わぬ伏兵が現れた。セットにオマケのように添えられている漬物である。
たかが小皿漬物とバカにするなかれ!これが美味いったらありゃしないし、チャーハンと餃子という主役の座もアヤシくなるくらい強い存在感がある。小蕪を独特な調味料で漬けたそれは伝統テキな和風の漬物のようでもあるし中華のエッセンスをチラリと見せる側面も持っていて、なかなか一筋縄ではゆかない複雑な味覚分析を必要とするけれど、な〜にそんなメンドなことは考えずとも単純に「コレって美味いじゃん!」とバリバリ食せば宜しいのである。
(いや〜こんな漬物ならお持ち帰りしたいよなあ)と思っていたら店主殿にその想いが伝わったのだろうか、もうひと皿をサービスしてくれた。有り難い!ベツに物欲しそうなカオをしてたわけじゃないとは思うけど、そーゆー風に客の機微を捉える姿勢って飲食業ではとても大切なものなんだよね。
満足して食べ終えたお昼ごはん。ふぅ〜と一服しながらふと上を見上げればドコにでもあるダルマさんや縁起物の宝船が…。しかしその下にブラさがっている異型POPには「マル特・スーラータンメン 植物性・酢味・甘味・辛味 吟味の一品・抜群 元気印」なるプレゼンテーション。いや〜ん、そこまで言われたら喰わなくっちゃ気が済まないことになるじゃないか。
◆中華そば 漢風
https://www.facebook.com/kanfu.fuji.city
静岡県富士市西船津322-11
TEL=0545-34-3600
ACT=11:00-14:00 / 17:00-21:00 月曜定休
昨日の朝は今季最低気温を更新
日中は思ったより気温は低くなかったけれど、やっぱり師走の風は冷たいよね
帰宅してふと富士山を振り返ると、満月に照らされてその姿がクッキリと…
7:05PM, December 06. 2014. @Fujinomiya-City
ムー吉殿
こんにちは!
ものほしそうな顔…やっぱりそうだったんですかねえノ(´д`*)
わかんねーヤツにはわからないんでしょうけど、トシを重ねるとそーゆーシゴトには敏感になるものですな。そしてそうした積み重ねがモノの価値を決めてゆくんでしょう。こーゆーことって職種や時代に関係なく存在するものですよね〜