5月の連休は恒例の『お庭でジンギスカン』

ほとんど毎年このGWってやつの間に当家の庭でジンギスカンをジッコーしている。べつに庭が逃げてゆくこともないし何時だっていいのだけれど、この時期は気候的には暑からず寒からずだしイヤな害虫もあまり発生していないことからアウトドアのお楽しみに走ってしまうのだな。

そんな当家の庭にある草木花類のフォトを先般から掲載しているが、よくもまあこんなにイッキに萌え出てくるものだと感心する。温暖な静岡であってもやはり冬季には閉じ込められエネルギーを蓄えていた植物が、生命力を発露させると云うかまるでバクハツするようにその生物としての使命を発散する姿には感動するのだよ。
小枝や葉がツルツルにハゲ落ちたサルスベリも新芽を立ち上げている。先端が紅くいかにも柔らかそうな様子はまるで赤ん坊の手にも似た優しさがあるのだけれど、もう少しすればズンズン大きく伸びて夏から秋にかけて開くその濃密な花集団の予備軍を形成してゆくのだな。昨年はこのサルスベリの花の散った花弁が隣に植えてあるヒイラギに降りかり、まるで濃緑色の常緑樹であるヒイラギにピンクの花が咲いたような姿になって面白かったが、そのヒイラギは昨年末に処分してしまったのでもうその風景は再現できないのだ。そのかわりと言ってはナニなんだけど、そのまた隣にあるカシワがやたらに元気がよくて、産毛の生えたような小さな新緑だった幼い葉はすでに「柏餅にしてくれ〜」と言わんばかりに大きくツヤツヤとした葉となって木陰の面積を拡大している。そうだ、柏餅も喰いてーよなあ!
なんてね、いろいろなことを考えているうちに夕方なのである。ジンギスカン用のラム肉スライスも解凍したし、ビールはばっちり冷えてるし、ヤサイやタレの準備も万全だ。


Carl Zeiss Jena  Pancolar 1.8/50  @SONY α7

昨年あたりから再びジンギスカンが流行しているらしい。低カロリー高タンパク、お値段も控えめ、なによりガッツリ喰えるその独特な風味…ってことで、何年か前の流行とは違って今回は“冷凍していない”国産ラム肉とかラムチョップロースト、そして従来のように薄くスライスしたラム肉ではなくしっかり厚切りにしたスタイルが好まれているようだ。

ボクもそうした料理素材はスキだけど、ジンギスカンに関してはこうしたクラシックな方程式を好むのよね。焼いたものを“ベル食品・成吉思汗たれ”につけて食すのがサイコーにスキっ!鍋も昔ながらの鋳鉄製、今どきこんなもの使ってるヒトは少ないでしょうねえ、料理屋さんを除いて。
聞くところによると北海道ではほとんどのヒトがクルマのホイルキャップのような“使い捨て”タイプのジンギスカン鍋を使っているらしい。そうなんだよ、たまにしか使わないんだけど楽しんだアトのお手入れがけっこータイヘンでね〜なんてそーゆーハナシを母上にしたら「ぜひテに入れて次回からラクしましょう」というご要望を頂戴してしまった。
北海道じゃコンビニでも売ってるらしいんだけどね、コッチじゃ有り得ないな。ネットで調べてみようかしら…




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撮影機材のお手入れをしていて、ふと思い出したように出てきたものがあった。チャイナ・メイドのちょ〜安物レンズ「HOLGA HL-W-SN 8/25」である。
元々はロシア製のLOMOに似せたプラスチック製フィルムカメラメーカーなんだけど、そのチープな写りがトイカメラとして人気が出て、現在はそのレンズ部だけをレンズ交換式デジタルカメラでも使えるような製品も販売されている。いわゆる交換式トイレンズってやつね。

交換レンズといっても総プラスチック製で、金属はウラのパーツストッパーに用いるビス1本だけ。マウントやヘリコイド機構はもとよりレンズまでプラスチック製だ。

だからおもいっきり軽量なのはいいんだけど、こうしてフルサイズ機に装着するとF-1レーシングマシンに軽自動車のエンジン積んだみたいな格好かな。

焦点距離25mmで絞りはF8.0固定、イメージサークルはM4/3かAPS-Cが限界なのでフルサイズでは足りないはずなんだけど、撮影条件によっては周辺減光程度に画像が生成されているところが不安定で面白い。

ただ意外にマトモな画像になっていることにも驚く。収差とかハロだってトイカメラのレベルじゃないんだな、それはレンズだけは日本製ってこともウワサとしてあって、なんとなく信じていいかな〜って気にもなる。

SONYのEマウント用が密林で¥3000くらい、本日の本編で使用している旧東独Zeiss製レンズの1/10以下のお値段ね。まあ実物を見たり触ったり使ってみると約3野口君というプライスはボッタクリだ〜!と断言できるくらいチープなのであって、¥100ショップでブリスターパックに入れられてブラ下がっていても全く違和感のないクオリティーしかない…というかその程度のオモチャである。だけどちゃんと写るんだよね…
レンズが円形絞りのようなフレアカッター状の部品で固定されているので、その部分を改良したら実効F値はもっと小さくなるんじゃないかと。あぁこれはもうテメーで改造するしかないかなぁ、失敗しても知れてるし。






元ルーさん
こんにちは!
VWのウソは環境性能だけで顧客に経済損失を与えてはいないけど、三菱のウソはねえ…/(=_=)\
ネットで調べましたよ、ジンギスカン鍋。鋼板製の使い捨てタイプは10枚で¥500くらいですね、送料が同じくらいかかりますけど(´▽`*)アハハ
フライパンと一緒のアルミ鋳造製品でフッ素コートしてあるジンギスカン鍋もありました、なんだか魅力的です。使い捨てと同時購入して適宜使い分けするのが正解かな!