豪雨のち『冷やおろし納豆そば』

昨日は明け方までものすごい風雨で、まるで台風が来たかと思えるほどスゴい有様だった。豪雨と強風がもたらす音で夜半に目覚めてそのまま朝…あ〜シゴトじゃなくてよかったなあ、なのである。

天気は急激に回復して午前中の早い時刻にはちょ〜快晴となった。だけど眠いのよ、たまんなく眠い。眠いなんてキンチョー感のない証拠だよね、ってことで眠気覚ましにゲンキに新葉を拡げる柏の樹を撮影することにした。
イジってみたいタマ…あ〜カン違いしないでくださいよ、奥さん。アッチの話じゃなくてカメラのレンズのことですから。玉(タマ、ギョク)とは球体形状を指し、主に宝石など貴重なものを磨いて作ったもののことですね。辞書を開けばホカにもいろんなイミが書かれているけれど、ガラスを磨いて作ったレンズというものもタマと呼ばれるのである。ハナシが逸脱しましたねえ、ええそのイジってみたいタマね、今回は先日この駄文日記でちょっと触れたニコンのEシリーズのズームレンズですよ。

ズームレンズってあまり興味がなかったんだけど、おちゃらけ興味本位でヤフオク落札した古典テキ名作“ヨンサンハチロク”でちょっと目覚めちゃったかな、勢いでこのEシリーズのズーム2本を追加落札した。
けっこーやるじゃないか、このレンズ。36〜72mmのF3.5通しで直進ズーム操作…って現在はこうした仕様・スペックの製品は存在しない。耐久性とか製造コストの問題もあるんだろうね、だけどとにかく今は逆に目新しく感じて面白いのよ。こーゆー撮影対象なら充分“使える”描写だし軽量小型なのに安っぽさがないところも気に入った。
ついでに花を咲かせ始めた柚子も撮る。昨年はロクに花が咲かなかった、つまり実もほとんどならなかったのである。それまでは多少の増減はあったものの、こんなに実を結ばない年はなかったので(樹がダメになっちゃったんじゃないの?)と心配していたのだ。
今年はたくさん花芽を持ってくれたし先日から開花し始めた。よかったよかった、これで秋には青柚子で秋刀魚を楽しめそうだし、熟して収穫したら果汁を搾ってポン酢をたっぷり作ろうではないか。


Nikon  LENS SERIES E 3.5/36-72  @SONY α7

寝不足で朦朧とした脳ミソだけど、気温もグングン上昇して小アセをかくほどになったので、昼めしはなにかツルッと冷たいものを食してみたくなった。そうだ『冷やおろし納豆そば』ってーのもいいねえ、なのである。ちょうど食材は全て揃っているし、チャチャッと作ってツツッと食し昼寝でもしようか…だったんだけど、昼寝なんてなんだか時間がちょっともったいないような気がして、結局ヤボな用を足して過ごしてしまった午後なのである。あ〜ボクってつくづくビンボー症なんだよね。
まあソレはソレとして、このレンズなんだけどこうしたテーブルフォトには向いていないみたい。元々寄れないってのもあるけど(マクロヘリコイドつきアダプターで逃げてます)やっぱりスナップなど中距離の描写に重きを置いた設計なのかな、思った通りの表現が出来ないのよ。単焦点レンズばかり使ってるからね厳しい見方をしてるとは思うけど。
ただ現代のズームは明るくてキレもいいのにボケ味も美しいものが登場していてちょっと欲しくなってみたりもするけど、やっぱり“寄り”に関してはイマイチなんだな。ボクの撮影スタイルだと単焦点でべつに不自由してないし、ヨケーな煩悩は持たずに済ませたいってーのがホンネですな。




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