ラクレット

ホットプレートで食すスイスの料理

本来は暖炉の傍らなどにハードチーズを置き、その融けた表面だけを拭い取ってはハム・ソーセージや茹でヤサイなどにつけて食す料理ですね。専用の器具なんぞもあるスイスの名物料理でもあります。
せっかく融けたチーズが冷めて硬くなってしまわないうちに食すのが基本、飲食店ではスタッフがその都度サーブしてくれるからいいのですけれど、いざお家でソレをやろうとすると立ったり座ったりの忙しい食事風景になってしまいますね、とにかく落ち着かないわけです。
特にテーブルについたら例のドリンクを飲りながらひたすら食に集中したいエロおやぢにとりましては受け入れ難い儀式なのですよ。そこで考えたのがホットプレートの活用であります…お~し、これならチーズのタラ~リ状態がばっちりキープできるじゃん!なのですな。

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ラクレット   Carl Zeiss Jena Tessar 2.8/50 (Zebra)  SONY α7

もう何度かこの駄文日記にも登場してますよね。またかい…なんて言わないでください、ラクチンでめちゃ美味いのでしょっちゅう喰いたくなるわけですから。
具材は何でもアリです、蒸したジャガイモは必須でありますがアトは手持ちのヤサイでオッケーです。畜肉もハムやソーセージなど加工品が中心ですな、濃厚なお味のチーズを絡めて食すのでそんなに高級なものは必要ないでしょう、いちおー欧風に作ってある並品で充分かと思います。焼色のついたポテトやソーセージに融けたチーズの旨味と香りが纏いつき、そりゃもうワインがイケてイケて困っちゃうわけです。思わずカロリーオーヴァーしてしまうことを忘れがちになってしまいます。

そうそう、ふと思ったんですけどね、これってホットプレートを使ってるんですから『ガレット』を焼きながら食べられるんじゃないか…と。
あぁいけないことに気づいてしまったようです、既に次回のシナリオ作成に取り掛かりつつあるエロおやぢであります。
 
 
 
 
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雨の庭風景  春の嵐


昨日は雨でシゴトはお休みとなりました
お天気に人生を左右される哀しきドカタであります
それにしてもまるで春の嵐と言っていいくらいの豪雨ですね
梅や白椿も散り々に…

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散り落ちた梅と白椿

 


そしてせっかく咲き始めたクロッカスにも容赦のない雨粒

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雨の庭風景 クロッカス   TT Artisan 1.4/35 C  SONY NEX-7

そのクロッカスを撮影したレンズは新進気鋭の中華玉です。カタログスペックと見た目は素晴らしいのですが、お値段は諭吉を差し出すと英世が二人くらい戻ってくる激安ってことは…とおアソビ半分であまり期待はしていなかったわけです。
ところがこれがなかなかに面白い写りを見せてくれるわけです。確かに解像力はそんなに高くないし諸収差も盛大…日本製のレンズなら昭和20年代の製品でもこんなにヒドくないよ…と思えるレベルなのですが、なんとも味わいのある写りとでも言いましょうか、ガツンと眼に食い込んでくる画像が形成されています。
特筆すべきはその発色の濃さ!画像編集ソフトでイジった?と思うくらい濃密な色彩がマニア受けしそうな気配ですな。
もちろんオートフォーカスではなくテメーでピント合わせをしなくてはなりませんし、絞りも任意手動タイプ。おまけにCPU端子もついていませんからEXIF情報もヘッタクレもないタマであります。完全にオールドレンズと同じ扱いですな、まあソコがまた楽しいところでもありますね、しばらくこいつで遊べそうです。
 
 
 
 
 
 


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f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさん 
果たしてホットプレートでガレットが上手く焼けるのか…
と云うギモンは残りますが、まあアイデアとしては悪くないと思います (´▽`*)アハハ
ラクレット用のチーズは KALDI に行かないと入手出来ない哀愁のイナカ町であります。