先ずは喰って確かめろ『ワンプレートランチ』

いわゆる”カフェめし”などでよく用いられるスタイルのランチプレート、ドンブリものと一緒で食器ひとつで済ませるので食す方はあれこれメンドな作法を気にかける必要もないし、提供側も洗い物の数が少なくて大いに助かるワンプレート料理である。
こうした半分テ抜きとも捉えられがちな形式だとそのお代金をあまり高額に設定できない。まあ¥1000程度かな、いいとこ¥1200くらいが限界だろうか。ある程度金額を張り込んだ食事ならばもっときちんとした器類でひとつひとつの料理を楽しませる工夫が必要となる。さもなくば客に「ナメんなよ!」と怒りをぶつけられることになってタイヘンなのだな。
ちょっと関連したコトなんだけど、近頃はテレビニュースを眺めていると“視聴者提供”という動画が多くなっていることにお気づきの方もいると思う。スマートフォンなどの情報機器の普及でトーシローでもカンタンにある程度高画質な動画を撮影出来るようになったのが一因、事件現場などに遭遇すれば必ず何人かがそれを構えている姿がある。
緊急性の必要な映像だからスマートフォン使用での動画だって許せるけれど、ボクが「ナメんなよ!」とかなりな憤りを感じているのは国営放送で最近多くなっている事象なのよね。“まちなかリポート”みたいなカジュアルニュースはいいんだけど、映像までカジュアルにしてくれるな…と云うことなのだ。まるでトーシローが撮影しているみたいな粗雑で乱暴なフレーミングと画像クオリティーは、4Kとか8KはおろかフツーのHDビジョンで視聴しても耐えられないくらいにヒドい。おいっ、そのリポートは偶発的に発生したものではないでしょ?予め取材予定が組まれていたものではありませんか?だったら正規のカメラマンと質の良い機材を準備せんかいっ!
これが無料の民放ならまだ許せる。しかしアンタらは強制テキに視聴料金を徴収している国営放送なんだからさ、もっと高い意識を持ってもらわないと困るのよ。税金も投入されている“有料放送”だと云うことを忘れないで欲しい。
あぁ、ワンプレートからひどく脱線しちまったなあ…元へ。


MMZ BelOMO  HELIOS-44M 2/58  @SONY α7

久しぶりにカレールウを仕込んだ。作った日はチキンカレーにしたけれど、残りのルウは一人前づつ真空パックして冷凍庫へ。
この日のように雨の休日はどこにも出かける気がしないから、こーゆーストック食材が大いに活躍してくれるのね。ベーコンのブロックを角切りにしてオニオンと一緒にソテー、そこに解凍しておいたカレールウを加えてひと煮立ちさせれば美味しいカレーの出来上がりだ、いや〜楽ちん楽ちん。
白めしにカレーだけじゃ能がないので、冷蔵庫にあった生パスタやヤサイ類もチャチャッと添えればけっこーリッパな『ワンプレートランチ』となる。いいねえ、美味いねえ。こんなランチプレートならカップスープつきで¥800くらいいただいても「ナメんなよ!」って怒られませんよね…って先ずは喰って確かめろ、かな。




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雨上がり
庭のツワブキがいっそうツヤツヤと
真夏の炎天下、日陰にこいつを見ると涼しげなキモチになるよね



MMZ BelOMO  HELIOS-44M 2/58  @SONY α7

この型式のHELIOSは1970年代から80年代にかけて製造されたレンズだから未だ旧ソビエト連邦のころの工業製品である。MMZとはミンスク機械工場のことでBelOMOはその光学製品関連企業の連合体であるベラルーシ光学機械合同の略称、なんかCCCPに通ずるちょっとコワモテなカンジがソ連っぽいよね。
ボクが所有する個体は1958年に始まったHELIOSシリーズの歴史の中で中期くらいに製造されていたもので、当時の共産党書記長・ブレジネフ氏が死去する一年前の1981年製。その後も改良が加えられ、なんと現在もMC HELIOS-44M-7として製造されているらしい。元々はドイツCarlZeiss社のBiotar(戦前型)という名レンズをドンズバコピーしたもので、その点もソ連っぽくて笑える。


MMZ BelOMO  HELIOS-44M 2/58  @SONY α7

しかしこのレンズを“コピー製品”とナメてはいけない。安かろう悪かろうでその名を馳せている某近隣大国のコピー商品とは全く別の存在で、かの国の工業技術水準の高さを物語るのである。まあ当たりハズレは西側に比べればかなりあるらしいけれど、ボクがゲットしたものはそうした不安定さがなかったのは幸いなのである。


MMZ BelOMO  HELIOS-44M 2/58  @SONY α7

開放からよく写る。と言ってもサスガにモノコートの結像には若干のハロを纏い、アウトフォーカスはお約束のグルグルボケ、ちゃんとBiotarのDNAを引き継いでいるところが素晴らしい…って言っちゃっていいのかなあ。
ボクはこいつを太陽神44号と呼んで楽しく使わせていただいている。絞れば周辺までキリッと引き締まり端正な描写をしてくれるが、もうちょっと寄れれば暫定4番バッターであるPancolar 1.8/50の座も危ういものになるんだけどね。
こうなるとCarlZeissのTESSARコピー=ソ連製INDUSTAR-61L/Zなんてレンズも俄然欲しくなるのであって、もうヤメようと何度も思ったオールドレンズ蒐集は泥沼化しているのである。






元ルーさん
おはようございます!
そう言えば視聴者提供って縦画像が多いですねえ…ボクは動画撮るとき縦じゃ撮ったことないけど。もうシミついちゃってるんですかね、出力されたものを見る側に立ってカメラ構えるのが(´▽`*)アハハ
それにしても動画でナニかを撮るときに縦位置って撮る方も見る方も状況把握しづらいでしょうにねえ、まあ今のヒトたちはテメーの都合しか考えてないから。
細長いものを撮るときに対角線位置で撮影するのもキライです。