『入梅いわし』の丸干し

千葉県の銚子はイワシの水揚げ量の多いことで知られているけれど、特に6〜7月の梅雨時期に漁獲されるイワシは脂がのっていて美味いとされ『入梅いわし』の名で親しまれているらしい。
このことを知ったのはつい最近だ。昼めし時にいつも聴いている某国営ラジオ放送・正午ニュースのあとにプログラムされている番組で、視聴者からの便りがその内容だったのね。へえ〜『入梅いわし』ねぇ…イワシなんて一年中獲れるんだし、いつドコのイワシだって一緒じゃないの?と思っていたからちょっと意外な旬の魚だった。


Nikon  NIKKOR-S・C Auto 1.4/50  @SONY α7

そんな『入梅いわし』の丸干しをおチバのマダ〜ムが送ってくれた。おっ!いいねぇ…と早速晩酌の肴にして楽しんだのだな。このテの真イワシ丸干しは基本テキに脂がのっていて美味しいものだけれど、やはりこの時期のものはより一層ってカンジで非常に旨い。
静岡を含め東海地方の港も真イワシの漁獲は多い方だが、どうせ食べるならチバ外房方面にでも出かけて行って旬のそいつを存分に堪能したいものだ。お刺身、フライ、煮付け、つみれ汁…限りないヨクボーに悩まされる日々が続きそうね。




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どよ〜んと梅雨である。
今年はよく咲いてくれたクチナシや毎年同じ場所に必ずカオを出す二本の百合にカメラを向ける機会が多い。ところが先日購入してきたばかりの淡い黄色のバラは強い雨が当ってその花びらが散ってしまった。
まあ次々に花芽は出てきているから心配は要らないんだけど、なんだかちょっと可哀想ねえ…。


Nikon  NIKKOR-S・C Auto 1.4/50  @SONY α7

入梅いわし』を撮影するのに使った¥1900のニッコール、そのまま付けっ放しにしておいたので雨の翌朝にそのまま花を撮影した。ふわっと浮かび上がるように合焦し、わずかに滲むハイライトが花の描写をファンタジックにしてくれる。


Nikon  NIKKOR-S・C Auto 1.4/50  @SONY α7

2段絞ってF2.8にすれば『入梅いわし』のフォトのようにキリっとしてくるけれど、やはり柔らかく優しげな花には開放のゆるふわな描写が似合う気がするなあ。


Nikon  NIKKOR-S・C Auto 1.4/50  @SONY α7

ボケ味にちょっとクセはあるけれど、そこがまた味わいってもんで楽しい。それだけに最新のニッコールも欲しいことは間違いないが「オマエ、ツァイスのプラナーを2本も持ってるじゃん」というもうひとりのワタシによる戒めのお言葉。へえ、左様でございますか、でもねえ…。