新筍のパスタ・サンショベーゼ風味

ドコの農産物直売所に行っても新筍の入荷が少ないと思っていたら、どうやら今年はウラ年で全国テキに収穫量が少ないのだと聞く。なんだ、そうだと知っていたら先日のように新筍を探し求めて東奔西走する必要なんてなかったじゃん!なのよね。

そんなわけでようやくテにした新筍、当然静岡県内でも有数のタケノコ名産地・芝川町内房地区のものである。芝川町と言ってもかつては富士郡という行政区だったけれど現在は富士宮市と合併し生活圏を共有している。
富士川の支流である芝川の氾濫対策のために積極的に植えられた竹であるが、同地区の土壌質がマッチしたのか柔らかく香りが良くて甘みが強いだけでなくアクも少ないという上質なタケノコが有名になり、現在では四月初旬に開催される「内房 たけのこ・桜まつり」が大勢のヒトで賑わう。
生の新筍だったので(う〜む、茹でるのがメンドっちいなあ…)と思っていたけれど、シゴトから帰宅したら母上が既に茹でてくれてあったのは大いに助かった。お〜っし、コレでいっちょパスタでも作って食べようか!なのである。
フツーは和食あるいはより和食に近いものを作るんだろうけれど、この新筍で作るパスタってのはまた格別なものなんですねえ。以前は某イタリアンで食したレシピをコピーして楽しんでいたけれど、今年はちょっとステキなアイデアが浮かんだのでチャレンジしてみたのですよ。


Carl Zeiss Jena  Sonnar 3.5/135  @ SONY α7

それは当家の庭に育つ山椒の新芽を大いにフィチャーしたらどうざんしょ…てなレシピなのですな。
バジルと松の実とガーリックで作るソースはジェノベーゼ、では山椒とガーリックで作るソースは…と言うと「サンショベーゼ」でしょ。なんだかおやぢギャグみたいだけど、悪くはない命名かと存じます…てなもんだい。近年流行の“レシピブログ”みたいなものだと分量から詳細な調理過程フォトなんぞをアップするのがお約束なんでしょうけどね、あいにくズボラなエロおやぢはそーゆーことに頓着はなくて、まあひたすら出来上がりフォトとそれを喰うことだけを楽しみにしているのですよ。
いや〜めっちゃ美味いですな『新筍のパスタ・サンショベーゼ風味』。コンカッセした山椒の新芽とガーリックをオリーブオイルで加熱して香りを引き出し、そこに茹で上げパスタとスライスした新筍を投入してササッと合わせるだけ。ベーコンなんて入れなくたって十二分に旨いし、内房のタケノコのいいところは全てカンペキにこのひと皿の要素になっているから旬をストレートに味わうことが出来る。
あ…ひとつだけ失敗が。ソースを作るときに加えた鷹の爪ね、トッピング飾りにするのを忘れていたぜ。最近そーゆーのが多くて困ってたんだけど、ちょっとそれに慣れてきたみたい。ヒトはそれを「感性が鈍った」と呼ぶんだけどね。




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シュガーバイン 
って聞いたことのない植物だったけど
調べてみたらブドウ科
どうりでツルっぽいものが出てるんだよね



Tokyo Kogaku  RE.Auto-Topcor 1.8/58  @ SONY α7






金沢のお殿様
こんにちは〜 気が付けば明日から五月!
ブログくらい毎日更新できないとね、ただのオッサンに成り下がってしまうんじゃないか…って危機感からですよ。
皆勤賞ってナニかもらえるんですか?(´▽`*)アハハ



う〜様
こんちわ〜!
うふふ…その読み間違い、狙ってました(´▽`*)アハハ
いや〜ホントに美味いでやんすねえ新筍。今年は不作でハシリは高価でしたが、ここにきてグンと落ち着きました。てなワケでこの後またまた別のメニューで楽しむことに…。
新作の発表は少し経ってから本駄文日記にて(´▽`*)アハハ