『麻婆豆腐』への挑戦状

ハンバーグにするか、それとも麻婆豆腐のほうがいいのか迷った…ってねぇ全然違う料理じゃん。そうなんですな、選ぶ料理ってのはキブンや体調はもちろん大きな要素だけど、前日までの食事や用意された酒の種類によっても左右されるのよ。

その他に天候や気温そしてテーブルを共にするヒトの嗜好も大いにかかわるのだ。そんな諸事情を鑑みて『麻婆豆腐』を作って食すことにした。
特別なものは何もない。ただ従来は某N社・中華料理の鉄人監修をウリにしているチルド製品をよく使っていたのだけれど、このところ入手しずらくなっているのであって、まあたまには別のメーカーのものもお試ししてみようぜ…てなわけなのよ。
このメーカーさんも大変な努力をされていて、こうしたハイグレードタイプでなくともけっこーイケるのは承知してはいる。しかしこう急激に気温が上昇してアセダラの日中をかいくぐってきた身としてはスーハーヒィハァしちゃうくらいの激辛麻婆豆腐が食べたくなってしまうのだ。
パッケージの参考フォトも色が濃くて辛そうだし、それに別袋で“中華山椒の粗挽き粉”も添付されているから目標達成にはうってつけの商品に見える。

さっそく作ってみたが、やはりノーマルのままでもかな〜り辛い。そこに添付の中華山椒パラパラだよ、もうお味見段階でスーハーヒィハァしてビールぐびぐびプハ〜してしまったじゃないか。いいぞいいぞ。
それに「三種の豆板醤使用」と謳っているだけあって、単調な辛みではなく複雑で旨味に満ちた辛さが心地良いのだな。美味い!そして額やうなじから吹き出るアセも止まらない。う〜む、たまんねーなあ、辛いけどヤメられないじゃん。
ただ夕食にコメを喰わない酒飲みとしてはこの『麻婆豆腐』だけで終わらせるのはちょっとばかり苦しいのであって、途中で変化球を挟んでみたりもするのだな。そうさ、火の出るような剛速球を投げるピッチャーであっても、ストライクゾーンだけ狙った直球ばかりではいつかメが慣れてきて打ち返されるってもんよ。
ここはひとつノーマルな激辛『麻婆豆腐』への挑戦状を画策するのである。魔球は東南アジアからやってきたパクチー旋風、先日菜園に植えたばかりだけどそこそこ育ってるから少しくらい大丈夫でしょ。


Asahi Opt.  Super-Takumar 1.4/50 (8-elements)  @ SONY α7

ピピッと引っこ抜いてきて、チョキチョキッとキッチン鋏でカットする。そして取り皿に盛った激辛『麻婆豆腐』の上にチャチャッとトッピングしてハフハフッと喰う。
「あは〜ふひきなおはひへえ、はらいんらへどはぁ、はんらかはわやはな…」
辛くてクチが回らなくなってるんですよ、直訳すると「あら〜、フシギなお味ねえ、辛いんだけどさぁ、なんだかサワヤカな…」って言いたかったんです。ええ、美味いですイケてますまたヤリます。見逃し三振とりました。




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当家のカラーはこんな風に咲いているのよ
カーポートの下、石壁と駐車スペースの間ね



そこに先日からケロ助が住み着いているんだけど
よほどこのカラーが気に入ったみたいでね
もうカレカレになっているのに
毎朝ここに戻ってきてはハマり込んでいるんだなあ



MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7






う〜様
あろは〜! 今はワイハのビーチですか、いいなあ。
初めてこのテの麻婆豆腐を食したのはもう10年くらい前、横浜中華街の「景徳鎮」というお店でした。シビレる唇と舌、吹き出るアセ…でも旨くて旨くてヤメられないんですよね\(≧▽≦)丿
都合のいいことに、もうビールが止まりましぇ〜ん(´▽`*)アハハ