ざるで食す『稲庭うどん』

当家の近隣にある稲作田はその事業者が高齢化のために継続を断念し…って難しい文章ですね、カンタンに書くと近所の百姓が「オレもうダメ」ってことでコメ作るのをヤメちゃったって話なのよ。
そんなワケで例年ならば田んぼに水が引かれて今頃は夜な夜なカエルの大合唱…ってのが梅雨時期の風物詩なのであるけれど、今年はその規模が大いに縮小してしまっているのが何とも寂しい限りである。

カエルたちの繁殖活動は田に満たされた水が生命線のはずで今後はいったいどうなってしまうのだろう、とこの町の環境変化を危惧しているエロおやぢである。哀愁のイナカ町・富士宮に引っ越ししてきたばかりのころは、その田んぼにホタルの舞う姿が確認できたほどだったのに、それを見なくなってから何十年も経っている。カエルもそのうちそんな運命を辿るのだろうか、ボクに行政テキ権力があるならそうしたことに対応するビオトープみたいなものを設置する案件を市議会に提出するんだけどな。
当家の庭では相変わらずケロ助たちが元気に活動しているけれど、夜行性の彼らは朝になると葉の上や目立たない場所でジッとしているケースがほとんどで、アクティブな姿を見るのは稀なのよね。
この個体は家の庭西側の一帯をナワバリにしているケロ助だ。紫陽花の撮影をしていたときに見つけたもので、こんなストレッチした状態でずっと動かずにいるなんてホントに笑えるよね。まあケロ助にとっては意味のある行動なんだろうけど。


Tokyo Kogaku  RE.Auto-Topcor 1.8/58  @ SONY α7

さてこの日はニッポン三大うどんのひとつ「稲庭うどん」をざるで食した。細目でツルッとした喉ごしがとってもボク好みなのであって、エロおやぢテキうどんピックを開催するならば金メダルは秋田の「稲庭うどん」、銀メダルに名古屋の「きしめん」、銅メダルが長崎の「五島うどん」ってところかな。四位から六位までの入賞は「讃岐うどん」「吉田のうどん」「水沢うどん」と続くが、あくまで個人テキなものですからね。
面白いことはニッポン三大うどんの一つ目と二つ目は讃岐と稲庭だと世間一般で確定しているんだけど、三つ目が候補ばかり並んでいて決定していないことなのよ。具体的には群馬の「水沢うどん」、長崎の「五島うどん」、富山の「氷見うどん」、愛知の「きしめん」となっていて、いずれもその土地の歴史や文化に根差したもので、出来れば同時に食べ比べをしてみたいものだと思う。因みに「氷見うどん」だけナゼか食したことのないボクでして、ゲットするにはデパ地下しか希望が持てないよね。




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当家の紫陽花は小ぶりな玉でしてね
水路の石垣にせり出して咲く姿が美しいのである
そして紫陽花ってやっぱり雨や曇りの日が似合うよね



MONOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7