このソースの名称がアラビアータではなくアッラッビアータであることは過去の駄文日記にしたためたことであるが、考えてみればそのころはよくパスタソースを自家製していたものだった。
Tokyo Kogaku RE.Auto-Topcor 1.8/58 @ SONY α7
今ではこうして自家菜園の野菜なんぞがあるので、もっと自由にそしてもっと豊かにその恵みを享受することが出来るはずなのに、なんだかねえちょっとズボラグセがついちゃってるってゆーか、ほんの多少でもゆとりってものが出来たせいか緊張感を逸失しているような気がするのよ。
成功するヒトってのは経済的なプラスを余力として蓄えてゆくんだけど、元来が極楽トンボなエロおやぢはテメーに甘くてダメなのよね。やれば出来るくせにミョ〜な言い訳をしてやらない…ってね、つまり出来ないことと一緒なのよ。
そんなに難しい要求はされないんだからパスタソースくらい作れよ!って思うんだけどね、スーパーに行って近年のデキのよい既製品を見るとついカゴに入れてしまうのだな。だって安くて美味いんだからさ、いいじゃないか…と反省はしていないように見受けられますな。
そして一度はチャレンジしてみたいと思っているパスタの自家製ね、こいつもちょっと“出来ない言い訳”ばかり考えているのよ。食べさせてあげたいコが傍にいれば俄然頑張っちゃうんだろうけどね、今は遠く離れているしさ。
でもね、姪の結婚式の引き出物カタログにパスタマシーンがあってねえ、ちょっとグラグラ来てるのよ!ここで逃したらもうずっとやらないんじゃないか…って思えるし。あとはWEB注文のボタンを押すだけ。
Olympus FTL F.Zuiko Auto-S 1.8/50(M42) @ SONY α7
まあそんなワケで相変わらずの市販の生パスタ&レトルトのパスタソースですねん。しかしこの落合シェフ監修のパスタソースのシリーズね、ドレをチョイスしてもかなりレベルが高いのね、それに哀愁のイナカ町スーパーでもときどき特売(だいたい¥170前戯…うっ違う!前後)していて大いに助かっているのだ。
もちもちと風味の佳い生パスタ、そして旨味と辛みのバランスが素晴らしいソース…、フツーに美味しく食べられるしいちおー満足。でもねえ、やっぱりテメーで作らないと真の満足は得られないような気がする、いや、そうに決まっている。シゴトがキツいだの疲れただの泣き言ばかり言ってないで、もっと性根を据えて生きんかいっ!と改めてハンセーする盆の休日だ。
雨に散った百日紅
YASHICA AUTO YASHINON-DX 1.4/50 @ SONY α7
散った…と云えば、昨晩視た某国営放送の特番ね、旧帝国陸軍による「インパール作戦」の無謀を検証する番組だ。重くてねえ…レコーダーにも録画してあったので先ほどもう一度見直してみたんだけど、やっぱり重たかった。
戦争って結局は個人の欲望に端を発するものでしょ、それを抑制するのが国家のはずなのに。太平洋戦争がどれだけ優秀な日本人の命を奪い、国家的な大損失であったのかと思うとやりきれない怒りと悲しみを感じる。そして人として扱われずに散っていった兵士やそのご家族のお気持ちを想うといたたまれない、さぞかし無念であったに違いない。
だからこの8月15日を終戦記念日と呼ばずに「敗戦記念日」とするべきだとボクは思うのよ。真摯に歴史を見つめ謙虚に省みることによって現在とるべきスタンスが明確になるのだと思う。ただやってもいないことを認めるべきではないし、いつまでも謝罪や補償を要求してくる乞食民族国家に屈する必要もない、あくまでも自分たちのために「敗戦記念日」とするべきかと。大方の国は理解してくれるものと信じている。