『ハネシタ』をステーキで

カルビやロースといったメジャーな存在ではなく、知るヒトぞ知る希少部位ってものがある。そーゆーニクを喰いました〜みたいな自慢話ではなく、べつにどうってことのない哀愁のイナカ町スーパーで見つけた牛肉の廉売パックがたまたまそれだったってだけのことなんですけどね。

正直に申し上げますと『ハネシタ』という名称を知りませんでした。それもそのはず、関東では『ザブトン』と呼ばれる部位なのであって『ハネシタ』は主に関西で通称になっているとのことだ。
肩ロースの一部で和牛の場合は見事なサシが入っているものが多いけれど、このAussieBeefはごくフツーの赤身肉のように見える。
だからパックのラベルに「オーストラリア産牛肉かたロース(ハネシタ)ステーキ用」と書かれていても、それが俄かに『ザブトン』だとは思えないのである。しかも枝肉から外してそのまんまみたいなカットだからヤキニク用として流通している高級『ザブトン』とは姿からして違う。
まあいいさ、お味の方はだいたい想像がつくからとにかく喰ってみようじゃないかってことですな。シンプルにガーリックオイルと塩コショウだけってのがお肉の味を浮き彫りにしてくれていいんですよ。


Nikon  Ai-S Micro-NIKKOR 3.5/55  @ SONY α7

案の定…というか想像以上にさっぱりスッキリしているお味だ。歯応えもそれなりにあって、和牛『ザブトン』が“柔らかく濃厚なお味、まるでトロのよう”などと称賛されているのとは大違いなのよねえ。

しかしだからと言って味気がなくてイマイチなんてことはなく、よ〜く噛みしめているとジンワリと旨味が湧き出てきてなかなかに結構なお味なのである。きっと火を通し過ぎるとバサバサ、しかも硬化も強くなるんだろうなぁと予測できましたからね、きっちりレアで。
前回このテのニクをステーキで食した際は、焼き上げ後にアルミフォイルで包んで寝かしじっくりとレア状態を熟成させてゆく方法を採ったけれど、ちょっと待てよってカンジで少し作戦を変更してみたのだ。
失敗覚悟で挑んでみたのはステーキの表面を中火でバリッと焼いたら極弱火にしてターン、フライパン表面に軽く密着させたらスグに火を止めてそのまま待つこと数分…って方法ね。ズボラなエロおやぢがなんとかテ抜きできないかと思いついたやり方なんですけど、これがまたけっこー上手くいきましてねえ。まさに“萌え断”状態へ導くことに成功したのですよ。ただニクの厚みや大きさによってその時間などを変える必要もあるでしょうしね、あと何度かこの方法で試してその流儀を確立したいなあ…なんて考えております、はい。






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う〜様
ワイハっすか〜、カメラのMC忘れずに(´▽`*)アハハ
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やっぱり関西のヒトですな「ハネシタ」のことをよくご存知のようで。今度は和牛の「ハネシタ」喰いたいっす(´▽`*)アハハ