カニのコキール

カニ面を使ったお手軽バージョン

金沢など北陸地方ではカニの甲羅に身肉やカニ味噌を詰めた「カニ面」なるものがあるらしいのね。読み方は「かにめん」ではなく「かにづら」なのだそうです。
そのまま食してもよし、焼ガニやおでんの具などにするもよし…何れにしてもゼイタクな食べ物であることに違いはありませんな、う~んだけどいちどは食べてみたいじゃん…と長年思っておりましたけれど、昨年末にカニを注文しようと某大手通販サイトを見ていると、ソレがあるじゃありませんか。うっへ~ちょいといいお値段ですが、あぁついにこの時が来たんだ!とヨクボーを抑えることが出来ませんでした。

冷凍「カニ面」

ズワイガニの甲羅にたっぷりのほぐし身肉、カニミソ、脚肉も添えられリッパなひと品であります。最初はそのままいただきました。もちろんラクチンだし美味いしサイコーでやんす、こーゆーものだってたまには喰いたいよなあ…てなもんです。ヌル燗にした日本酒がよく合います。
当家に到着したのは6枚、いくつか残った「カニ面」を再びいただくのですが、ちょっと待てよ…コレってモロにコキールの素材になるんじゃないの?てなことに気が付いてしまったエロおやぢなのですな。

カニコキール   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 4/105  SONY α7

ベシャメルソースを作り中身を混ぜ合わせたら元のカニ甲羅に戻し、チーズを乗せてオーヴンへ…あっという間に『カニコキール』の出来上がりです。お手軽バージョンではありますけれど、そりゃ美味いに決まってます、元のままでも充分に美味しいのに、ちょっとテマヒマかけてやればフレンチの高級料理に変身さ。もっともフレンチの場合は " コキーユ " って云うんですけどね。
うふふ、冷凍庫には「カニ面」があとふたつ残ってるんだよなぁ…そのまま喰うか、それともまた「コキール」にするか…こーゆー悩みは特に楽しい。






睦月の庭風景  八重咲水仙の開花


実際には昨年末からポツリポツリ咲き始めておりましたが
花芽もたくさんつけていよいよ本格開花の様相です
フツーの水仙も咲き始め
春をチラ見せする厳冬期の庭

睦月の庭風景 水仙の開花   Asahi Opt. Super-Takumar 2/55 (Yellow Letter, Early Font)  SONY α7