■ 旬の真鱈で鍋料理
冬が旬の魚と云えば鱈（タラ）ですよ、なにせ魚偏に雪の旁ですから。先日魚屋さんでこのピカピカの切身を見つけ早速カゴに入れてしまったエロおやぢです。
ホイル包み蒸しやフライなど様々な調理方法がありますけれど、やっぱり横綱は鍋料理でしょ。ヨケーなものはあまり参加させず、ほとんど湯豆腐に近い状態が望ましいかなあ…甘みの増した白菜やトロリとした旨味が詰まっている根深葱がその脇役にふさわしいと思います。
そんなに上等じゃなくても構いませんから、いちおー日本酒なんぞも用意して夕食の開始としましょうか。
もうサイコーですよねえ！ふんわりとした食感の身肉に柔らかな香りを伴う脂、海の滋味をさらりと纏った鱈ってやつは、冷たい風に一日中晒されて疲れたカタダとココロを優しく温めてくれるのです。
ヤサイや豆腐のアシストもありますけれど、やはり主役の座はこの寒鱈にしか演じきれない繊細さが必要なのでしょう。まあ各地にはフグやカキそしてアンコウなど冬に活躍する食材がたくさんありますけれど、鱈ならではのパフォーマンスってやつもあるのでして決して忘れることの出来ない食材であります。
世間ではやれ " モツ鍋 " だ " 海鮮チゲ " だなどファッティなお味と見栄えに注目が注がれてはいるけれど、このシンプルな " たらちり " をポン酢醤油でいただいてごらんなさい、しみじみとニッポンの食の良さを理解できるようになると思いますよ。
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■ Passion-Red
何のためかは知らないけれど
情熱の赤に塗装されたアイボルト
ただ土方シゴトに取り組む姿勢として
そーゆーパッションは持ち合わせていないボクです
