■ 今朝の富士山
6:05am, April 09. 2020. @Fujinomiya-City
■ 新タマネギのスライスに酢醤油をかけて食す話
不幸のカード
よく交渉事などをするときに手持ちのカードがあるとかないとかが話題になりますね。通常は有利な交渉にもってゆけそうな条件を指しますけれど、場合によっては相手を黙らせる事実や証拠などを握っておいてチラ見せなどしながらやはり優位に立とうという戦術であるケースもあります。
しかし国家間の交渉ではその点かな~りエゲツない手法で組みかかってくる国もあるのでありまして、例えば半島北のチンピラ国は人質のための人さらいであったり、世界秩序に挑戦する強力な飛び道具で脅してきたりもします。
その半島南側に位置する国は虚偽の歴史宣伝や、事実と称する捏造データで " 告げ口外交 " を展開しては交渉カードのつもりでいるようですし、また苦労して交換したカードを勝手に破棄したりもするので全く信用がおけませんね。ホントにもうお付き合いはしたくありません。
シアワセのカード
まあそんな物騒なハナシではなくエロおやぢが今回テにした二枚のカードは、旬はやや過ぎてはおりますけれど相変わらず出荷の盛んな「新タマネギ」と、桜海老やシラスで有名な静岡県由比にある水産加工会社カクサさんが製造する「なめらか削り」という極上の削りカツヲ節なのであります。
どちらも哀愁のイナカ町スーパーでゲットした食材ではありますが、片や日本一出荷の早い浜松産新タマネギの『はるたま』というものでして、通常の新タマネギはサラダオニオンなどとも呼ばれる白タマネギ(ちょっと扁平)ですが、『はるたま』は通常の黄タマネギの春先限定出荷バージョンなのですな。辛味やアクが少なく美味しいやつなんですよ。
そしてもう一枚のカードは極限の薄さに挑戦した削りカツヲ節「なめらか削り」なのでありまして、これがもぅふわっふわなめらか~なのに豊かな風味と旨味が秀逸なカツヲ節なのです。
この二つが揃ったら、もうアレしかないでしょ、そう!カツヲ節をトッピングしたオニオンスライスです。
美味しくて美味しくてタマネギ1コ分くらいサクサクシャキシャキっと食べられちゃいます。「なめらか削り」もケチケチせずにたっぷり使っちゃいましょうか。
ただここでひとつ申し上げたいことは、たいていの方がポン酢醤油を用いられるかと思いますけれど、柑橘の風味や甘み、昆布などのダシ成分が新タマネギのフレッシュさや極薄削りカツヲ節の香りをスポイルしちゃうんですよ。
ですからここはぜひともプレーンな " 酢醤油 " ってやつでお願いしたいのです。食した瞬間にハッとして食の本質と云うものを思い知らされるでしょう。旬が旬らしくカラダに吸収されてゆくのがよ~く解るはずです。
食後のおまけカード
昨年あたりから『バスクチーズケーキ』なるものが流行っていたそうです。鈍感なエロおやぢはそーゆーモノに疎いのでありまして、先日立ち寄ったコンビニで見つけたそれを由縁も知らずに食したわけです。
ローソンが火付け役、それをセブンが追いかける展開でかなりなヒット商品となったらしい『バスクチーズケーキ』、ファミマは最後発ならではの " あとだしジャンケン " でちょとズルいかな~とは思いますけれど、近年のコンビニ・スイーツはご多分に漏れず優秀なものばかりです。これも安物にありがちな軽薄さがなく、しっかりとした甘みとチーズのコクを湛えており本当に「美味しいっ!」と言える逸品でしょう。
スペインのバスク地方で作られているチーズケーキ「Tarta de Queso」の製法なのだそうですね、レアチーズケーキとベイクドチーズケーキの " いいとこどり " みたいなスイーツでして、こうしたカードは大歓迎なのであります。