■台湾パインと富士宮焼そば
パイナップルが好きだ。
かと言ってパイナップルばかり食しているわけではないけれど、折に触れては購入してくる。安定したお味のヅメカンも悪くはないものの、やっぱりフレッシュパインの香りや食味食感…ちょっとバクチな部分がなきにしもあらずだが、近年は品質を一定に保つ工夫がなされているのでそう大きくハズレることはない。
そんなある日 " 台湾産のパイン " を見つけた。一番流通しているフィリピン産に比べ少々お高いものであったけれど、パイン好きとして放っておけるわけがない、早速カゴに入れてしまうのである。
2018年の財務省貿易統計によればフィリピンが生パイナップルの輸入先で一位、94％を占めるという横綱なのだが、二位は意外にもコスタリカ、三位はインドネシア…と上位に台湾の名はない。そういえばムカシはバナナの代表産地として台湾があったはずなのに、近年はフィリピンや南米産が占拠している日本市場、何か政治的な影響でもあるのだろうか。
そんな台湾パインを昼めしのデザートに食した。めっちゃ完熟、酸味は控えめ、ジツに甘くておいしいのである。メインの「富士宮焼そば」がすっかりカスんでしまった。
残り半分は朝食のヨーグルトと一緒に…大きいので何度も楽しめる。やっぱりパイナップルが好きだ。
