■ （116） 納豆奉行魂に火が点いた
「粕川なっとう」
かなり前に " 納豆奉行 " というシリーズものの駄文日記を連ねていたことがあった。やめてしまった訳ではないのだけれど、なんとな～く珍しかったり変わっている納豆を見つけようとしたり、それをフォトにするという行為がメンドになってしまったのだろうか、ほぼ日常テキに納豆を食してはいるもののいつの間にか遠ざかってしまったままなのだな。因みに前回は2014年の四月に書いた第115回の「下仁田納豆」で、同じ群馬県産というところに因縁のようなものを感ずる。
隣り町のちょいハイソ系スーパーで見つけてしまった「粕川なっとう」、赤城山をモチーフにしたシンプルでレトロなパッケージに惹かれてカゴに入れてしまった。「なっからうんめぇ！」という方言らしきコトバや、国産・大粒というスペックもそのトリガーになっている。
ところがこの納豆、ジツに美味いのである。ふっくら大粒の為せるワザか、とにかく豊富な旨味とコクがファットに凝縮されていて大豆本来の味わいが非常に強いのだ。美味い、いい納豆じゃないか。
へえ～、いったいどんな企業なんだい…と思いネット検索＆ホームページ閲覧をしてみると、まあいろいろとその理念などが掲載されてはいるけれど「理想の納豆を追求したら自ら畑を耕してしまいました」というキャッチコピーにこの納豆の全てが表現されているようである。
◆ 粕川なっとう（ 株式会社 上州農産 ）
http://joshunousan.jp/
群馬県前橋市粕川町西田面126-6
TEL : 027-212-6300
取り急ぎセブンの「ひきわり納豆」で
そんな体験で 納豆奉行魂に火が点いたのだろうか、なんだかちいとばかし工夫を凝らした納豆料理を食してみたくなった。
折しも気温がググっと上昇した先日には冷たい蕎麦を欲したのもあって「おぉ～っし、そんなら久しぶりに『納豆そば』じゃいっ！』と食材の準備にかかるのである。
フツーの小粒納豆でもよいが、蕎麦に絡めて食す場合は " 挽き割り納豆 " が望ましい。件のちょいハイソ系スーパーに行けば高級な挽き割り納豆も販売されていることは承知してはいたけれど、納豆ひとつ購入するために隣町まで行くってのもナニな話なので、取り急ぎ近所のセブンでタタっと済ませられるPB商品にしてしまった。
大葉・茗荷・葱…初夏らしい薬味を揃えれば『納豆そば』の食材はオッケーだ、あとはそれらをテキトーに刻んだり蕎麦の乾麺を茹でそしてツユの支度をするのみだ。
いや～美味いねえ…何年ぶりだろう『納豆そば』を食したのは。納豆の旨味と香りが蕎麦に新たなチカラを加え、そして薬味のエネルギーが溌溂と加担する姿に感動を覚える。異なる食感と食味と香りがせめぎ合うのにナゼかとても心地よく食べ進むことができる料理であって、盛夏のころまでこの料理への期待は続きそうな気配だ。
そして年老いた母上も「初めて食べた」と云うこのひと皿をいたくお気に入りになられた様子で、親不孝なバカ息子も一安心なのだな。
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■ 庭風景 花菖蒲
当家の花菖蒲はこの黄色のものだけ
青紫や白といったクラシカルなものもあれば素敵なのに…
とは思いますけれど
なにせ小さな庭ですから
レンズは先日ご紹介したチヨコーの梅鉢です。
まるでひと昔前のロシア製レンズのようにハレーションやらフレアそしてゴースト…いくら優秀なニッポン製でもやはり60余年の時を経たレンズ、耐逆光性能に関しては現代のものと比較にならないくらい脆弱なものであります。
それでもこのレインボウの光線がなんとな～く朝の光の眩しさを表現しているようでありまして、みょ～に愛おしくもあるわけですよ。梅鉢ねぇ、なかなかに楽しめるオールドレンズです。
たかみさま コメントをありがとうございます。スマホでのブログ更新やコメント記入はメンドくさそうですねえ…思い出したのは以前に出先からそうしたことをするときは " Bluetooth接続の小型ワイヤレスキーボード " を使いましたらかなりラクになりました。画面は変わりませんが入力作業がデスクトップ環境と同じになりますので。
入院生活はお辛いこともおありでしょうけれど、今は御身大切に…そして
たかみさま
お値段も安いものですし（確か￥3000くらいだったような）軽量コンパクトなので持ち運びにストレスはありません。家電量販店のPCコーナーならたいてい置いてありますけど、入院中だとAmazonポチのほうが早いかな～。
