■ 金目鯛の煮つけ
様々な魚種が生息し漁獲される駿河湾でありますが、その中で高級魚の代表と云えば金目鯛に他なりません。お刺身や握り寿司のタネとして非常に優秀なお味、けれども忘れてならないのは " 煮つけ " ってやつですな。とにかく旨味・風味・食感…どれをとってもサイコーでしてね、不肖エロおやぢの大好物でもあります。
いつもはスーパーで容易にテに入りますけれど、ネックはその価格です。1kg弱の中型でも¥3000前後、切り身になっているものであってもひと切れ¥500近くする場合が多くて「う~む、平素の食事には…」と考え込んでは諦めてしまうことが多いのです。
ところがこの新型疫病による外出自粛と飲食店休業の影響なのでしょう、その価格が大幅に下落しているわけですよ。哀愁のイナカ町スーパーでは先日、半身分の切り身&お頭つきのパックが¥780、しかもシゴトで遅くなって閉店近い時刻に行ったものですから、そこから半額に!
そりゃ買わないテはありません、即カゴであります。漁師さんも仲卸さんも小売りさんも泣いておられるでしょうが、件の経済不況はこうして一部の消費者に恩恵をもたらしている側面もあるのですよ。
まあいつまでもこんな状況が続くわけでもありませんが、せいぜいこうした時を逃さず楽しむのも人生のひとコマなのですな。もちろん美味いです、めっちゃサイコーでやんす…いつもより若干薄めの調味といたしましたが、それでもしっかりとした甘辛さに負けない金目鯛なのですね。
スタータのビール段階では豆まきの炒り大豆をポリポリしながらでしたが、やはりホンバンの『金目鯛煮つけ』では日本酒が欠かせません。佳い肴には佳いお酒、そう!哀愁のイナカ町が誇る酒造四天王のひとつ「高砂酒造」さんの高砂本醸造で攻めるわけですよ。
地魚には地酒、これって基本ですね。申し分ありません…結界がはられているという静岡らしさ満開であります。
■ 庭風景 八重咲白椿
庭の片隅にひっそり咲く八重咲白椿
難しい花なのでなかなかタイミングよく撮影ってのは厳しいわけです
それでも先日は開き始めたものを捉えることができましてね
調べなくても花言葉が伝わってきそうな風情に心奪われるわけです
スミさんさま
おはようございます、そして読者登録をありがとうございます…m(_ _)m
金目鯛って何か特別な感じがしますよね、こんな廉売でないと食べられないところがワクワク感を増大させます。
産地は伊豆諸島や房総半島が有名ですが、この金目鯛は御前崎(駿河湾)産でありまして、ちょっと嬉しく思いながら購入しました。あ~また食べたい!(´▽`*)アハハ
たかみさん
「控えめな美しさ」?…う~んエロおやぢには全く似合わないなあ (´▽`*)アハハ
雪景色に真っ赤な椿と常緑葉のグリーンってのも美しい風景ですが、この楚々とした白椿も冷徹な緊張感があっていいものですね。
ただ古寺などでよく見かける赤い椿の花弁が散ったところなどなんとも風情があるわけでして、またゆっくりとお寺巡りなどしたくなっております。