■ 手羽先でお味の深みプラス
何のハズミかは知らないけれど冷蔵庫の生タマゴ在庫が20コ近くあったのです。きっと母上のお買い物とボクの買い物に重複があったんでしょうね。
まあその理由なんぞはドッチでもいいので、とにかく何とか消費してしまう方法を考えなくてはならないのだな。スペイン料理のトルティージャとかフレンチのオムレツにでもすればあっという間に在庫は適正数値になるのでしょうけれど、でもなあソレってイッキに食べ切らなくちゃならないんでしょ?コレステロールとかさ、動物性脂肪のことを考えると…う~ん出来れば少量だけいただいて終わりにしたいじゃないのよ。
ってことは、やっぱり作り置きしておけばポチポチ食べられる " 茹で玉子 " なんてやつがいちばんいいのかもね。タマゴフィーレとかタルタルソースなどへの応用も利くし。
かくしてその " 茹で玉子 " に取り掛かるエロおやぢでありますが、支度を始めてふと思いついたのが『煮玉子』ってやつですな、そうそう!それもいいじゃん…ラーメンにも入れられるし…お~っし、キマリだぜい。
ついでに鶏の手羽先も一緒に煮込みます。いいねいいねぇ、お味に深みもプラスされるし一杯の肴にサイコーじゃん。
そしてちょいとばかし濃いめに仕上げた煮汁でコトコトと煮込んだわけですよ、そりゃこーゆー料理はよほどのことをしでかしてしまわない限り失敗ってものはないのですね、バッチリと上手くゆくわけです。
うわ~美味いなあ…トロトロになった手羽先の皮、ホロリと剥がれて優しいお味の身肉、もう骨までしゃぶり尽くしちゃうもんね。そして本命の『煮玉子』ですよ…これがまたエクセレント!
プリっとした白身は手羽先のダシがよ~くシミ込んでめちゃ旨いし、固くなった黄身にはダシ汁を融合させながら食すともうメロメロでやんす。そうだ、この煮汁は捨てずに取っておいて明日また『煮玉子』を作ろう!
ってことで安心してしまったのか、ポチポチ喰うつもりだった玉子は結局その日全てを食してしまったのね。ダメじゃん、そんなことしたら…あ~でも美味しくて食べすぎちゃったんだからシカタないか。