■ 富士山と県知事選挙投票日
明け方まで降り続いていた雨もあがり晴天の上空、すっかり夏バージョンに衣替えした昨日の富嶽であります。
そしてその昨日は当県の知事選挙投票日でありました。まあ半分予想はしておりましたが、開票開始間もなく現職が早々と当確を決め、理性と品格のないその男が引き続き県政を仕切ることになりました。
話術に長け口先だけの売国奴はカクレ立民・共産…静岡県民がこれほどまでに愚かであるとは思わなかったね、残念であるのと同時に本県の行く末が心配であります。
■ ホンビノス・ビアンコ
1990年代に東京湾内で発見されて以来その生息域を拡げ、たくさん捕獲されるようになったのは今世紀に入ってから…という我が国では新参者の二枚貝ですが、今や江戸の居酒屋さんや料理店ではすっかりお馴染みとなっているらしいホンビノス貝です。
少し前からここ静岡でも販売されるようになっておりまして、その美味しさを聞くに及んでいつかは食してみたいと思っていたエロおやぢであります。えへ、先日とうとう購入しましてね、やっとお家の食卓で début!ご対面であります。
白ハマグリやら大アサリなどの別名で販売されている場合もあるようですが、どちらも既存種が存在するため誤用です。正式には「本美之主貝」、同属の「美之主貝」に被せるカタチで命名されたものです。まあカタカナで「ホンビノス」と呼んでしまうのが手っ取り早そうですね、如何にも外来種らしくていいじゃありませんか。
さて肝心なお味のほうですが、聞くところによりますとハマグリ同様に酒蒸し・貝焼・吸い物など如何なる料理もこなす優等生だと云いますし、また遜色がないばかりか大変に美味しいものだとする評価が殆どです。
それなら…ってワケで、偏屈者のエロおやぢとしましてはボンゴレ・ビアンコならぬ『ホンビノス・ビアンコ』にして喰っちまおうじゃないのよっ!なのです。
アサリあるいはハマグリ同様にホンビノスをガーリック風味のワイン蒸しにしたあとアルデンテのパスタでタタッと和えてやるだけのお手軽クッキン!もう信じられないくらいにカンタンに出来上がるパスタ料理です。
ええ、評判通りのお味ですよ、美味いったらありゃしない。アサリは比べるのが可哀想になるくらい、そしてハマグリに酷似した食味食感と旨味が「もっと早く食べてみればよかった…」とのんびり構えていた自分を後悔させます。いや~コレはスゴいねえ、食べ応えもあるしお値段も現在ならそうお高くはない…とイイコトづくめであります。
もうリピートは確実なものとなりましたが、問題はこのホンビノスの美味しさを最大限に引き出す料理はいったい何?ですよね。寒い時期ならクラム・チャウダーの類が旨味と食感を同時に愉しめてヨサゲなのですけれど、う~ん夏向きの料理ですか…。
デザートのパウンドケーキを食しながら、アレやコレやと引出しの中をかき回しては思案するエロおやぢです。