黒はんぺんフライ

ビールの肴の真打

漫画家で文筆業も営む東海林さだお氏は " ビールの肴の王者はいったい何か " というエッセイをかつて残しています。エロおやぢの拙い記憶なので正確ではないかもしれませんが確かこんなことが書かれていたと思います。
一般テキには「枝豆」ね、これは万人が間違いなく好むところだという。そして「鶏唐揚」ですな、これは武漢肺炎による巣ごもり需要によってこのところ人気沸騰、バクハツ的に店舗が増加している食べ物ですね…う~んそれもビールにはサイコーでしょ、解ります。
しかし東海林さだお氏はその書でそうした普遍的な価値観を覆す持論展開をするのですよ、言われてみればそーだよなあ…な肴は「串カツ」ですな!おっと、そう来たかい…確かにそうそう!「とんカツ」ほどヘビイではないけれど、「枝豆」のように軽くはないし「鶏唐揚」よりも奥深い…激しく同意したい説得力があります。美味いよ「串カツ」、あ~喰いてえなあ、ビールぐびぐびしながらね。

黒はんぺんフライ   Konishiroku Hexar 3.5/50  SONY α7

ビールの肴の王者は「串カツ」だと云う主張に異論反論はありません、もう揺るぎない地位であるとボクも思います。ただ地域限定ではあるもののベツの王様もあるのですよ…そう、それは『黒はんぺんフライ』ってやつですな、これはもうサイコーを通り越してスープリーム…近年の流行りコトバ風に言い換えるならば " 神領域 " であると申し上げても差し支えないと信じております。東海林さだおさん、すみませんねえ、静岡に限ったハナシですがコレが真打ってことにしたいのです。
そのままでも美味いけどケチャカラでもイケます、トラッドなお醤油は安心のお味、ウスターソースのべちゃがけは天国、もちろんフライソースも外せない…まあ喰えりゃ何だっていいんですよ相棒は。とにかく美味いったらありゃしないわけです。
晩酌スターターであるビールの肴のつもりで購入してきましたが、昼めしのザル蕎麦を準備していたらこいつがあったことを思い出してしまいましてね、もうガマンできなくなってしまった次第です。

「黒はんぺん」に関する記述は過去にいくつもエントリーしておりますが、ご存知ない方はいちおーこの日 の駄文日記をご参考に…


『黒はんぺん』は静岡特産だったartfoods.hatenablog.com



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庭風景  ハコネウツギの木陰


バサバサに剪定してやったハコネウツギ
新しい葉をわんさか茂らせてくれてひと安心であります
花芽は未だかな…と眺めておりましたら
ケロ助がお昼寝ちうでした

 

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庭風景 ハコネウツギの木陰   AF-S NIKKOR 4.5-5.6/70-300G ED VR  Nikon D300