■ 鉄板イタリアン
久しぶりに登場する " 名古屋めし " です。
スーパーで買い物中に見つけた「寿がきや」さんの商品、これは以前にいちど食したことがありましたけれど、ナゴヤ長期出張生活では何度もお世話になった懐かしい " あのお味 " にそりゃ飛びついてしまうわけです。
ナゴヤでは焼鉄板に乗せてジュウジュウいわせながら提供するナポリタン・スパゲティーのことを『イタリアン』と呼ぶのです。これがまたいいカンジなんですよ、もうクセになると言いましょうか決して高級な食べ物ではありませんけれどキブンがリッチになるのです。
そもそも何でこの料理を『イタリアン』と呼ぶのかはさておきナゴヤと尾張地方で半ばソウルフードのようになっている " あのお味 " をかな~り詳細に再現した「寿がきや」さんの努力と執念と技術力には拍手喝采ですな、素晴らしい。
太麺スパ・甘めの濃いトマトソース・スパイシーな味付け…ほぼカンペキでしょう、ボクは「懐かしい!」とカンゲキしますけれど、食したことのない方でも「なんだかワクワクするお味…」と心地よく思うに違いありません。
そりゃそうですよ、バブル期以降に芽生えた本格イタリアン(あ…イタリア料理のことです)とは全く違っていて、戦後高度成長期・昭和のニッポンで発展していった庶民派洋食のお味なんですから。
そのまま食しても本当に美味しい料理ですが、粉チーズ(パルミジャーノレッジャーノのすりおろしなんて高級品は不要)をたっぷりと、そして米国製のタバスコをビシャビシャかけながら食す『鉄板イタリアン』ね、そりゃめっちゃハッピーになれるってもんです。
いちおーナゴヤの流儀に従って焼鉄板には溶き卵を流し込んでアンダーにしてありますが、フォトには全く写ってませんねえ…ま、いっか…このコゲたタマゴとトマトソースってのも非常に相性の良い組み合わせでしてね、単調に流れそうになる『イタリアン』をとても上手くフォロウしてくれるわけです。美味い、スキだなこの味。
常温で比較的賞味期限の長いこの「寿がきや」さんの鉄板イタリアン、半常備食としてストックしておくのもアリですな。
◆ 寿がきや食品 株式会社
https://www.sugakiya.co.jp/
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