■ 晩夏のエチュード
冷蔵庫や冷凍庫に残っている食材をかき集めて食事を済ませてしまうこともあります。アレも食べたいコレも食べたいで野放図なお買い物ばかりをしていてはダメですな、スパッと潔く在庫一掃作業をジッコーし食材ストッカーをデフラグしてやることが快適な食生活のリノベーションにつながるでしょう。
この日は玉子豆腐・ロースハムと茹で玉子のサラダ・自家製叉焼の葱ソース・大阪鶴橋のキムチ…をいつもの " なんちゃってビール " で流し込む夕食でありました。エロおやぢは夕食にコメを食さないので胃袋が足りない分はチーズなどの保存食でテキトーに補えばけっこーハラいっぱい＆ヨッパの夜は更けてゆくのであります。
さてそんな日々を送る当家にご近所さんから嬉しいお届け物がありました。夏も終わりに差し掛かるころ登場する「落花生」ですね、いや～有難い。燐家のご主人は本業の傍らで趣味のように行っていた農作業をいよいよ本格化させておられるようでありまして、ジツにリッパな作物を育てておられます。畑も見事に手入れされていて、隣接する当家の雑草ボーボー菜園がとてつもなく恥ずかしい状態に感じられます。
そうした作物への愛情の違いなのでしょうかね、よくしたものでご近所さんの作ったヤサイは見た目が素晴らしいばかりでなくとても美味しいわけです。さあ、早速その落花生をいただいてみましょうか。
甘味・香り・食感…どれも申し分ありません。茹で具合と塩加減もパーフェクト、こんな " 茹で落花生 " をいちどでも食してしまうと矢鱈な店売り生落花生は喰えねえよ！てなことになってしまいます。あぁ本当に美味しいなあ、もっとたくさん…ってさ、おいおい冗談でもそんなオネダリをしてはいけません、欲しけりゃテメーで育てろってことです。
もう手が止まりませんね、あとひとつでヤメにしよう、あともうひとつ…となかなかフンギリがつかないうちに大半が胃袋に収まってゆくのです。
相棒は期間限定の「琥珀エビス プレミアムアンバー」です。茹で落花生のファッティーな風味を真正面から受け止められるビールってのもそうあるものじゃありません、熟成した旨味がしっかりとした密度で落花生との協業を果たします。
茹で落花生と限定ビール、どちらもこの時期ならではのものですが不思議な出会いですね…晩夏のエチュード。
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■ 庭風景 セージ の花
その印象的なコバルトブルーに惹かれるセージの花ですが
いったん全て枯れ散ったはずなのに再び…
今年はこうした現象がいくつかの草花にみられました
どんな秋になるのでしょう
