焼ビーフン

マイナー派であること 其の2

シツコいようですが所謂マイナー派ってやつです。敢えてそーゆー生き方をしているワケではありませんが、テメーが気に入ったり心地よかったりするものはいつもヒト様と違っていることに気づいたのはだいぶん齢を重ねてからでありました。きっと他人から見れば「ヘンなヤローだぜ…」みたいなところだったでしょうか、知らぬうちに他人を傷つけたり不快な思いをさせてしまっていただろうことは想像に難くありません。
まあこの齢になってようやくそうした機微を察することが出来るようになり、かな~りフツーに見せかけることが出来るようになりましたけれど、やっぱり疲れますねえ…違和感を抱えたまま生きるってのは。なるべくヒト様に迷惑をかけないようにしてはおりますけれど、疲れすぎてキレちゃってる時などはやはりムカシの自分に戻っていることもあると思います。困ったものです。

さて食べ物のハナシもマイナー路線でいきましょうか、ラーメンや焼そばに加え「焼ビーフン」が好物のエロおやぢが半年ぶりくらいに作ってみたものです。以前にマイナー派であることとタイトルして記述した駄文日記、そして懐かしのお味を再現チャレンジしてみたくて作ってはいただいたものですね、こうした決心やら宣言を反故にして作ったのはごくフツーな「焼ビーフン」でありまして、そのいーかげんさ・荒唐無稽さ・整合性の無さ・知的思想の欠如は、世間の評判も悪い某国営放送の朝連ドラ「ちむどんどん」並であります。
敢えて言えばここに在るものは「焼ビーフン」に対する愛情だけでしょうか、まあきちんとした料理として成立させているだけでも「ちむどんどん」よりはマシかなとは思いますけどね。それにしてもヒドい脚本とダメ演技な「ちむどんどん」、同じドタバタならもう絶対見ないと決めていた南朝鮮自治区のドラマだけどその「魔女たちの楽園」のほうが遥かに丁寧だぜ…って脱線ですよ、元へ。

ビーフン   LZOS INDUSTAR-61L/Z-MC 2.8/50  SONY α7

ヤサイはキャベツ・ニラ・人参・根深葱・ピーマン、そこに豚肉と海老にブナシメジ、炒りタマゴも加えて塩コショウ味という特に変わったところのない「焼ビーフン」ですが、こいつが美味いったらありゃしないわけです。昼めしでなかったならビールぐびぐびぷは~は必至なシーンでありますな。
ただしニラをケチり過ぎたこと、キクラゲの入れ忘れは反省点として記憶に刻んでおかなければならないでしょう。

このはんなり優しいお味と刺激の少ない食感がたまらなく愛おしいわけです。諸食材に拘らなければもっとお気軽にしょっちゅう食したい食べ物でありますが、好きな故に「あ~アレも入れたい、コレもよく合う、ソレも捨て難い…」などとついついメンドなことを画策してしまうのでありまして、なかなかその煩悩は収まり処を見つけられずにおります。









庭風景 葉月  ミントの花


ハーブ類は花を咲かせたらダメなんですけれど
可愛らしい花だと摘み取る気も失せますよね
ってことで都合よく放置であります
ところでミントってアンティークコレクションの用語でもあってさ…

庭風景 葉月 ミントの花   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 2.8/55  SONY α7