背脂鶏ガラ醤油中華そば

行ったことはないけれど名店の味

京都には大学生の頃美術の授業の一環として滞在したり、社会人になってからはシゴトで行ったりと何度か訪れておりますが、純粋に観光や美術・建築の鑑賞を目的とした旅行はしておりません。そりゃ京都では行ってみたい見てみたい場所がたくさんありますけれど、なかなかに許されない現状は残念なことでありますな。
もちろん食に関しても奥深い伝統がある京都ですが、いつの間にやらラーメンやカレーうどんなどの麺類も和食の蕎麦を凌ぐほどのブランド力を持つようになっていました。ただねえ、せっかく滅多に行けない京都にいるのにラーメン喰うかって云うとソレは有り得ないハナシでありまして、やはり京料理に…ってことになります。悩ましい選択ではありますけれどね。

京都 ますたに 中華そば

この問題の解決方法がありました。そう、大手メーカーさんが京都のお店の監修を受けて製造販売するラーメンを食せばよいわけです。ええ、解ってますよ、お店で食すのとはワケが違うと。けれどもそのエッセンスと云いましょうか幾つかの片鱗を感じ取ることは出来るでしょう。
「中華そば」はトラディショナルなスタイルが好みですが、たまにはこうした脂ギッシュでガツンと来るタイプも悪くはありません…というか積極的にいただいてみたものです。

背脂鶏ガラ醤油 中華そば   KMZ JUPITER-8 2/50  SONY α7

スープや麺はいつもと違いますけれど、自家製の叉焼とメンマ&ネギ(九条ネギが入手できなかったのでフツーの分葱)というシンプルなスタイルはパッケージのフォトを参考にしました。
あぁいいものですねえ、こーゆー中華そばも。もっとコテギトかと思いきや意外にあっさりさっぱりしておりましてスキっと食し終えることが出来ました。いつもはやはりトラッドな中華そばを好む母上も美味しい美味しいと完食でありまして「また食べてもいい」みたいな発言さえ飛び出すほど気に入ったようです。やはり京料理の精神や伝統がこうした新傾向のラーメンにも脈々と流れ受け継がれているのでしょうか。
ニッポンの食文化ってスゴいですよね…エロおやぢもこんな国に生まれ育ってシアワセだと思います。






残暑


ヒンナムノー(Hinnamnor:台風11号)のせいなのか呆れるほどスカッと抜けた青空
おかげで暑いったらありゃしない
日陰は若干涼しいけれど
この残暑は肉体労働者のひと休みには堪えます

残暑   SONY XPERIA 5