麺や光「中華そば」

ラーメン激戦区の矜持

" 朝ラー " で有名な藤枝市に隣接する焼津市もなかなかのラーメン激戦区だと聞きます。シゴト現場への通勤で都合一年近くその市内へアクセスしましたが、確かにチェーンのラーメン店よりも個人経営のラーメン店や中華料理店が数多く在る印象を受けました。

暖簾と案内看板

行ってみたいお店はいくつもありますが、通りがかりにふと見つけたこのお店の暖簾に心奪われ、きっと美味いに違いない…と入店するチャンスをうかがっておりました。そう、焼津でのシゴト最終日は時間テキなヨユーがありそうだったので、いつもの手弁当は持参せずその " 麺や光 " さんに行くことにしたのですよ、もう朝からココロは期待に満ちて♪るんるん♪なのであります。

「麺や光」店内_220917 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

意外にコンパクトな店内は7~8人のカウンター席と四人掛けのテーブル席が二つのみ、そりゃ行列にもなるわな…てなスペースです。本当は外光が入るテーブル席でいただきたかったのですが、シゴト仲間と二名ではたまたま二つ空いていたカウンター席へ。まあ行列が常態化しているコチラのお店ですんなり着席できただけでもマシかな~と思います。
注文はもちろん看板メニューの「中華そば」(¥650)であります。他にもいろいろあるようですが、ロクに吟味もせずソレ一択。何度も通えるならお試しもアリでしょうけれど、やはりキホンの看板メニューが大切なのであります。

麺や光「中華そば」   SIGMA A013 2.8/30 DN  SONY NEX-7

澄んだスープ、食べ応えのある全粒粉の麺、切りたての叉焼、そしてたっぷりメンマと薬味の青葱&板海苔…飾りっ気のない古典テキ「中華そば」でありますが、ジツに美味いのよ。ヨケーなものは排除され雑味の無いスープに旨味のある麺が絡む素晴らしさ、もしかしたら薬味のネギさえあれば他は要らないくらいかも知れない…と思ってしまうほどです。いちど食せばいいや…ではなく、何度でもいただいてみたくなる美味しさがここにあります。
それにしてもオーダー毎に叉焼を切っているのはひとえに食味と鮮度をキープするためなのか、やはりラーメン激戦区での人気店としてソコは譲れねえぜ!といった矜持なのでしょうかね。
あぁ焼津なんてシゴトでもなければそうそう来れるもんじゃないしねぇ、しばらくは再訪お預けなのが残念でなりません。


中華そば 麺や光
静岡県焼津市上小杉836
TEL=054-662-2312
ACT=7:00-14:00 火曜定休(麺の終了次第閉店)






庭風景 長月  色づく柿の実


どうしたことか今年は落下もせず踏ん張ってくれている柿の実たち
その数も意外に多くのちのちの楽しみがあっていいじゃないか
長月もそろそろお終いとなるけれど
色づき始めた柿の実が秋の入口となる庭風景

庭風景 長月 色づく柿の実   Nippon Kogaku  NIKKOR-H Auto 3.5/28  @ SONY α7