■ 鳴門巻とモヤシの醤油焼そば
ニクなしヘルシーあっさり版
年越し蕎麦などにちょっとだけ使い、冷蔵庫の片隅に転がっていた鳴門巻であります。いつも購入してくる鳴門巻よりもやや上質なタイプで、もちもちふわっとしていて美味しいものでしたが、哀しいことに鳴門巻ってのはラーメンか中華スープあるいは吸い物くらいにしか使われることがありませんね。お店によって炒飯の具にしたりするところもありますけれど、当家に於きましては今のところラーメンや炒飯の予定はなく、その使い道にちょいとチエを絞らなければならないのですな。
え~い、今日は焼そばを作るのだからソレに使っちまえ…と細切りにして加えてみました。モヤシやピーマンなどであっさり醤油味の焼そばにしようと思っていたところだったので、この魚肉練り製品はヘルシー系の具材としてうってつけだったのです。
鳴門巻からダシも出ますし、佳いお味の焼そばとなりました。そうそう、醤油味の焼そばとは云っても、お醤油だけではモノ足りないお味にしかなりません。今回は醤油とウスターソースを半々でミックスし若干の塩コショウと酒でお味を調えて出来上がりです。
食した感じはお醤油の風味が真っ先に立ってきますけれど、ウラ方としてのウスターソースがいいシゴトをしてましてね、その甘みと共に焼そばをマイルドに仕上げてくれます。
■ 睦月の庭風景 檀の実と残り葉
ピンク色をした檀の実はすっかりそのナカミを放出してしまい
硬い外皮だけが枝先に残っております
散り落ちてゆくその紅葉もあと僅か
そのうち木枯らしに吹かれ飛ばされてハダカの寂しさとなるのでしょう