サルシッチャ

大胆かつ繊細

調味済生肉の腸詰『サルシッチャ』も次第に知られるようになってきております。ただしイタリアでは生食用のそれもあるようですが、わが国では食品衛生法で未加熱の喫食は禁じられており、必ず充分に加熱してから食すよう商品説明がなされております。まあ自己責任での行為ならばよいのでしょうけれど、そこまでリスクを冒して食す意味もないような気がしますしね、ここは大人しくお上の指導に従っておくのがオトナの節操と云うものです。

さて当家に於きましては準定番化しているその『サルシッチャ』でありますが、このところご無沙汰でありましてね、先日ちょいハイソ系スーパーで見かけて「あっ…久々にこいつもいいじゃんねぇ」とカゴに入れてしまいました。
問題は調理そのものよりも付け合わせの食材や組み合わせる副菜をどーすんのよ…みたいな部分でありまして、やはり季節感は織り込みたいわけですな。

サルシッチャ   Carl Zeiss Jena Tessar 2.8/50 (M42 Zebra)  SONY α7

オリーブの実をドライトマトやアンチョビと共にガーリックオイルでマリネードしたもの、ブナシメジのバターソテー、フレッシュトマトや県内産レモンの輪切り…どうだいコレで上等でしょ?
ピンチョスのようにお手軽なつまみもいいけれど、単純な『サルシッチャ』もスキレットの上で大胆かつ繊細なお料理として満足感のあるものとなります、いや~やっぱり美味いぜ。弾ける皮とぷりぷりのニクがたまんないな。

DANCING FLAME MERLOT 2021

相棒は例によってワンコインの赤ワインでありますが、なになに平素の晩酌にはヨユーのあり過ぎる選択です。やや希薄ではあるもののミドルクラスの赤ワインのような香りと旨味があって、フレンチよりもイタリアンワイン寄りな風情に思わずグラスを重ねてしまうわけです。

『サルシッチャ』はいつもこんな風に食しておりますが、一度だけブツブツにカットしパスタに絡めて食したこともありました。イタリアの家庭料理のようなお味でとても美味しかったことを憶えています。う~んそろそろそういった新レシピも欲しいよねえ…年末に向けて真剣に考えてみましょうか。






霜月の庭風景  アスター


ちょいと大きく育ちすぎて支えがないと倒れてしまうアスター
朝晩冷え込むようになってたくさん開花しております
お昼ごろまで日陰になるこの場所ですが
蒼白い光線もなかなか似合うお花です

霜月の庭風景 アスター   Nikon Ai Zoom-NIKKOR 3.5/28-50 S  SONY α7