■ 喰ったぜ感いっぱいのパスタ
平素いただくのはフツーのロングパスタがいいのですけれど、やはり特殊なショートパスタを一度知ってしまうとそのトラップから逃れることは難しいものです。ただし購入した全量を都合よく使い切れるとは限らない…と云うかたいていは少量ずつ余ってゆくわけです。
先日はその溜りに溜ったショートパスタ群を「え~い!」とばかりに混ぜてイッキにボロネーゼソースで食してしまうという愚かなマネをしてしまいましたが、食し終えてみればそう悪いものでもなかったなあ…と半分居直りに近い心境のエロおやぢであります。
そんなバッドストックも消え去りスッキリしたキブンになったので、またまた性懲りもなく新たなショートパスタを購入してまいりました。ええ「パッケリ」という指ヌキみたいな形状のパスタです。
これがまたもっちり歯ごたえと豊かな小麦の香りでクセになるやつなんですな、そしてがつんと喰ったぜ感いっぱいのパスタ ってところがヲンナコドモの出る幕じゃないんだよというカラ威張りにも通じていて、如何にもオトコの料理然としているところが素敵じゃありませんか。
どうですか、昼めしはこいつをハラいっぱい喰って甘美なシエスタを…って妄想はそれくらいにしておきなさい。
茹でたパッケリをシンプルにトマトソースで和え煮したものもいいのですけれど、今回は美味しいソーセージが手元にあったのでタテ割りにし、ガーリック&オイルで軽くソテーしたものをトマトソース加えてみました。パッケリの押しの強いプレスにソーセージのコクが加わってジツにいい感じです。
トマトソースにはバジルをちぎり入れて清涼感を出し、仕上げはパルミジャーノでキマリですね…お味テキにはマルゲリータのパスタ版ってところですが、食べても食べても飽きが来なくて優秀なパスタ料理かと思いますよ。う~ん自意識過剰?いやいやコレでいいんです。
■ 水無月の庭風景 知ってはいけないヲンナ心と桔梗
花をウラ側から撮影した時にいつも思うのは
知ってはいけないヲンナ心を覗き見てしまったような罪悪感なのです
こんなガサツで粗野なオトコでは絶対に持ち得ない心の襞
そっとしまっていてほしい
皆で並んで歌っているうちはいいけれど
ひとりになれば桔梗も一緒
優しいのは私だけよ…と囁いても
エゴイズムは内側に秘めて