かきめし弁当

驚異的コストパフォーマンスのカラク

例によって通院帰路に立ち寄った山梨県系某スーパーOGで昼めし用の弁当を購入しました。なんだか最近は何もかもメンドくさがってズボラこいてばかりだよなあ…と思いつつ、やはり低きに流れる水の如しなエロおやぢであります。
まあたまにはいいよね~が毎日では、健全な青少年や鋭意勤務に励む若人に示しがつかないことを承知してはいるのですけれど、今更どーにもならないさ…と開き直っているのがまた口惜しくもあるのです。誰か立ち直るキッカケを与えてくれないかにゃ~などと他力本願も許されないことですし、ここはひとつテメーの精神力を信じ泰然と邁進する他はありません。

そんな漠たる心情で立つお弁当コーナーには美味そうな『かきめし弁当』がありました。" かきめし " と云えば北海道厚岸・氏家待合所のそれが最強無敵な逸品なのでありますけれど、近年は他の地域業者との競争に打ち勝つために方向性がズレてしまっているような気もするわけでして、過去の駄文日記にその主張を記述してありますからぜひご一読なさった上でご理解を賜りたいと思います。

かきめし弁当   Chiyoko SUPER-ROKKOR 45mm F2.8  SONY α7

さて今回購入の『かきめし弁当』は何と¥390という格安な設定がなされております。もちろん量が控えめであるとかカキの数が少ないなどといったコストダウンはなく、正真正銘ドカンと勝負してきているのですよ。
お味はカキの旨味に満ちた炊き込みゴハンに錦糸卵や茹でヤサイも添えられていて申し分のないものです。もちろんカキそのものからは、あのまったりとした海の滋味が静かに漂い、食す者を幸福感で包んでくれます。
いったいこの驚異的なコストパフォーマンスは何故なのか、どこかにそのカラクリを知る証しが見え隠れしてはいないか…などと疑いの眼差しで弁当箱をホジクリ回しましたが、残念なことにその痕跡は見当たりませんでした。
これはデリカ担当者も相当にキアイを入れた商品だよなあ…と感心しまくるのみであります。こーゆーお弁当をレギュラーで出されたら有名ブランドや老舗の弁当業者さんも真っ青ですよね。
 
 



休耕田の彼岸花ふたたび そして庭のソリスト


休耕田にポツポツと咲いていた彼岸花は見事に刈り取られてしまいましたが
その反対側の土手っぽい場所にはこのようにしっかりと群生しておりました
ちょいと出遅れたのでピークは過ぎておりますけれど
薄曇りのお天気であっても鮮やかな赤色には目を奪われます

休耕田の彼岸花   Asahi Opt.  Super-Takumar 150mm F4  SONY α7

 
 


自宅の庭の彼岸花はすっかり萎えてしまいました
僅かに残ったこの一輪がソリストとしてのプライドを保っております
吹く風はひんやり
既に初秋はスタートしています

神無月の庭風景 初秋のソリスト   Asahi Opt. Super-Takumar 55mm F2 (Yellow Letter, Early Font)  SONY α7