■ 秋鮭レシピの第2弾
出来れば美味しい " 生ラーメン " をいつもいただきたいとは思っておりますけれど、乾麺である袋インスタントラーメンも賞味期限の長い保存性やお手軽タタッと感に捨て難いものがあるばかりでなく、そのイナタいお味がなんともスキスキ大スキ、もうラブラブオンリーユーにストックしちゃうもんね♪の世界なのであります。
過去にはその添加物がカラダに良くないとか、使われている油脂にモンダイ有りなどの誹謗中傷を浴びた不幸な時代もありましたけれど、近年のニッポンの食品は安全性の高さもウリにしておりまして、正々堂々と食すことが出来るようになったのは真に喜ばしいことでもあります。
この袋インスタントラーメンは何と珍しい " 静岡県専売 " の商品でありまして、東洋水産さんの焼津工場で製造しているものです。焼津港は県内でも有数の水揚げを誇る漁港であり、ダシの原料入手の容易さや東名高速道路インター利用や船舶輸送の有利さも手伝って、食品の工場立地としては抜群なのでしょう。
ちょいとイタズラにチクワをトッピングしてみましたけれど、チクワから滲み出るダシが効くのか非常に美味しいラーメンになりますね。そしてこのラーメンは醤油と塩の中間みたいなお味で汎用性も高く、またあっさりしていて飽きの来ないお味が気に入っております。
さてそんな昼メシでズボラをこいたあとは、ちょいとキアイを入れて夕食の支度にとりかかるわけですよ。
いい季節になりましたねえ、東北や北海道では秋鮭のシーズンになりまして、鮮度の高い生鮭がこの静岡のスーパーに次々と入荷しております。未だハシリだった前回は「鮭のホイル包み焼」でその美味しさを愉しみましたけれど、二度目となる今回は『鮭のムニエル』というド定番のお料理で勝負です。
まあムニエルそのものは難しいお料理ではありませんけれど、リッチなフンイキで充実した食卓をご希望ならば、そのひと皿に添えられるガロニで流れを掴むべきでしょう。高級なフレンチレストランならばムニエルに合わせるソースにも拘ったものが奢られますが、家庭では慣れないソース造りに苦心惨憺するよりもガロニで季節感を盛り上げていったほうが気がラクなのではありませんか?
今回はエスカルゴのようなパスタの " ルマコーニ " を旬のきのこでガーリックバターソテーしたものを添えてみました。あぁジツにいい感じです、鮭のムニエルとの相性も抜群で、キンと冷やした白ワインにはこれ以上の相棒をあてがうことの難しさを知ることになります。
そうそう、鮭のムニエルにはレモンを添えるのが常識ですが、これはしっかり " レモンバターソース " をかけてありますのでご心配は無用です。作り方ですか?レモン果汁とバターを同量でレンジ加熱マゼマゼするだけです。