■ 焼鳥と茹で落花生そして定番冷奴
大好きな居酒屋ってやつにしばらく行っておりません。最後に行ったのはナゴヤへの短期出張時、三河の地鶏を焼いてくれる美味しいお店でした。あ~なんだか懐かしいなあ…自宅療養を終えたらちょいと繰り出してみたいものですが、性格が悪いのでトモダチもおりませんし、もう絶望テキとしか思えませんね。
そんなワケでその懐かしいい居酒屋をお家で再現しようではないか…と云うジツに寂しくかつさもしい動機で始まるこの日の晩酌です。
まあいいじゃないのよ、誰にも気遣うことなくテメーが飲みたいように飲んで喰いたいように喰って、眠たくなったらそのままベッドにバタンってのは、ある意味ワガママ天国であるとも言えるわけだし。
残念なことは美人女将とかきれーで気の利くねーちゃんがいないことかな、さあどーぞ…なんてお酌してもらったり、お兄さんそのカメラってかっこいいですね~♪なんて言ってもらうこともないしなあ。ミエはる必要もないから、防湿庫から出てきたムカシの廉価版ズームレンズを装着してはお料理を撮ってみるものの「あ~やっぱりこのテのレンズって使えねえよなあ」なんて…おっとグチっぽい脱線ですね、元へ。
お通しみたいなものですが岳南地区(富士山の南麓)特産の落花生を茹でたものでもいただきましょうか。ほっくりとしていてびみょ~なファッティーさが堪らなく美味いのよ、この塩加減もサイコーだよね。もういくらでも喰っちゃうの、器に一杯だけとかセルフで自主規制しておかないと食べすぎちゃいますよ。ジツは医者からはプリン体が多いのであまり喰うなと指導されてる食べ物なんだけど。
冷奴ってやつも居酒屋の定番酒肴ですよね、夏ばかりではなく真冬にもちゅるんと喰うのがスキスキ。各社から " 冷奴専用 " などと謳った商品も発売されてはおりますが、やはり昔ながらのフツーのお豆腐がイチバンです。
若いころはツウぶって木綿豆腐ばかりを食しておりましたが、近年はクチ当たりのよい絹ごしに浮気しております。まあハッキリ言ってどっちでもいいんですよ、美味しい豆腐屋さんのものならどちらも遜色なく美味しいものですから。
で、このお豆腐ですけれども「とろける豆腐」なんて商品を見つけてしまいましてね、え~っ?本当に?なんだかカレールウみたいな名称だけどさ…と懐疑テキ思考をついついを持ってしまいましたけれど、まあモノは試しだぜい…とエイヤするわけです。豆腐くらいでエイヤとは大袈裟でありますけれど、たかが酒の肴とは言え少しでも美味しいものをいただきたいという果てしなき欲望は、スーパーの店頭で苦しい顔をするアホバカ中高年男性を形成してしまうのですな。いいよもう、カッテにやってろ。
さて、この日のメインは『焼鳥』であります。いつもは鶏肉カット&根深葱切り揃え、そして串打ちに至るまでセッセと仕込みをするものですが、今回はズボラ君にふさわしい冷凍食品で間に合わせてしまいました。
えぇ~っ?冷凍品っすか?まじヤバくなかったりしません?なんてね、最近の若い連中はどうしてこんな軽薄安易なおかつメンドくさい言い回しをするのでしょうか、特に「〇〇してたりしますか」といった言い方ね、バカじゃねえのオマエ!はっきりストレートに「〇〇ですか」と言えばいいだけのことじゃないか…ってまた脱線だよ、テメーのほうがよっぽどメンドっちい野郎だな、元へ。
近年の冷凍焼鳥もご多聞に漏れずかな~り高品質なのですよ。ネギだってくたくたになっていないし、鶏肉自体もシャッキリしていてみょ~な臭みや冷凍焼けみたいなものもなくなりました。黙って提供されたら気が付かないかも知れません。
そしてちょいと工夫するのは薬味と云いましょうか調味料ですね、新潟の「かんずり」に本県の「わさび」そして「練りカラシ」ですな、この三種があれば焼鳥を美味しくいただくのに不足はありません。七味唐辛子や粉山椒はド定番ですが、たまにこーゆーのもいいものですよ。
■ 神無月の庭風景 キンモクセイ
庭を歩いていると何やらいい香りが…
もしかしてもう咲いたの?
そう…キンモクセイです
ヒトによっては苦手な方もいらっしゃるようですが
フツーの樹木は枝から飛び出すように花を咲かせるものですが
このキンモクセイってのは内側に並んで咲かせるのですね
遠目には薄っすら金色がかっているように見えます
それよりこの香りで先に気が付きますよね
一昨日の雨で再び冠雪した富嶽
快晴だった昨日の朝はクッキリとその様子が見てとれました
ただ今週末にかけて上空3000mの気温が上昇する予報なので
もしかしたら溶けちゃうかもね~
6:21am, October 16. 2023. @Fujinomiya-City