ブロッコリのスプラウトと青ジソのフェットチーネ

ゴッドハンドと呼ばれても

正直申し上げますと " 和風スパゲティー " ってのがあまり好きではありません。元来が偏屈者なのでそうした " まがいもん " みたいなものからはメを背けていたいわけですし、邪道とか似非と呼ばれることへのみょ~な嫌悪感、そして常にテメーだけは本流でありたいと云う臭い望みがそう意識させているのかも知れません。SNSなどでの流行り表現なら「いや~マジで草」とでもなるのかな。
ところがですねえ、イヤだダメだインチキだ~と騒いでおきながら、件の " 和風スパゲティー " を恋しく思う時があるのですよ。いちばんいい例が「たらこスパ」ね、ん~明太子使ったものも一緒ですよね、こいつに刻み海苔なんぞをパラっとして喰った日にゃもう!てなもんです。そうそう醤油味の「きのこスパ」なんてもの美味いし、懐が寂しい時はツナ缶どば~の「おろしツナスパ」も捨て難い、ポン酢醤油がたまんなく合うんだよね…ってねえ、ソレってオマエいったい何のつもりなんだい、全然スジが通っていないと云うか支離滅裂な論理展開じゃないか。

ロッコリのスプラウトと青ジソのフェットチーネ   RICOH XR RIKENON 1.4/50  SONY α7

すみませんねえ…いや好きじゃないってのは本当なんですけれど、とにかくそーゆーのが喰いたくなっちゃうんですからシカタないじゃないですか。そりゃね、本場と云われるイタリアには大根おろしなんて食材はないと思いますし、お醤油だってズルな調味料だし、ましてやポン酢醤油なんてとんでもねードレッシングだよなあイタリア人には。
でもねえ、先日は突如として明太子のパスタが喰いたくなったんです。ちょうど朝めし白ゴハン用に " かねふくの辛子明太子 " を買ってあったんだ、そして冷蔵庫には青ジソとかブロッコリのスプラウトなんてものまであってさ、そりゃこーゆーパスタを作らないテはないでしょ、ええフェットチーネはたまたまなんですけれど。
はい反則ってことは承知の上です。審判に咎められればノーゴールに決まってますよね、でも勝ちたかったからついテを出してしまったのよ。ゴッドハンドと呼ばれてもいい、きっと審判は見落としているだろうし、VAR判定もちょうど選手の陰になって不可能でしょう。ついでだからダシ醤油もかけちゃお~♪ ホントに " 和風スパゲティー " ってスキじゃない。






葉月の庭風景  こちらもオフサイドの紅葉


食べ物で反則を犯したら
庭でも楓がオフサイド
あからさまに早すぎるよねえ
何でそうしたのかは知らないけれど

葉月の庭風景 オフサイドの紅葉   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 4/105  SONY α7

 
 


で…もういちど二日目のリコリス
開いたばかりのものは花弁の先端にブルーのアイシャドウ
だんだん薄くなっちゃうんだけどね
ずっとこのままでいて欲しいんですけど

葉月の庭風景 もういちど二日目のリコリス   RICOH XR RIKENON 1.4/50  SONY α7