■ 久々の居酒屋出撃
出張シゴトも初日を終えてやれやれです。ビジネスホテルにチェックインする頃には例の虫がウズウズと騒ぎ出し、汗ホコリを流し落とすシャワーももどかしく街に繰り出すエロおやぢであります。
個人経営ビジネスホテルのババアおねーさんに飲食店の多いエリアをざっと説明していただき早速カメラ片手に出撃です。Tシャツに薄い上着一枚の軽装ですが、このころは未だ初冬到来ってカンジでもなく、夕刻6時過ぎでもジツに心地よい気温なのでありました。
おっと、なかなかにヨサゲなお店ではありませんか…知らない町での新規開拓はバクチでありますが、まあここなら安心して料理やお酒がいただけそうなオーラが出ております。
先客が二組、既にボルテージが上がっていていいフンイキですね、いや~ホントに久々の居酒屋飲み…エロおやぢの場合は武漢肺炎 covid-19 予防の営業自粛やら特別措置休業とはカンケーなく、単純に哀愁のイナカ町暮らしのために近所に居酒屋もないし、また性格が悪いので友人もおらず誰も誘ってくれない…といった理由で宅飲みオンリーの生活をしていたからなのですよ。
炭火やきとり七福店内 211014 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
店主と思しき男性が炭火の焼き台の前で真剣かつ丁寧に串焼きを返しておられます。う~ん、これは楽しみな展開ですな、早速幾つかのお料理を注文してみましょうか…って、その前に例の黄金サイダー633を一本お願いします。あんまり好みではないA社のものだけど、まぁいっか。
皮はタレ、ネギマは塩。
いいねえ、サイコーに美味いじゃないか!基本テキには王道路線の味付けですが、かな~り繊細なシゴトをしておられるようでして食感・香り・食味の全てが高次元でバランスしております。やっぱりテメーがお家でガス火や電熱でテキトーに焼く焼鳥とはステージが違いますな、炭火のメリットが大きくモノを言っております。
しっかりとした歯ごたえと旨味がある鶏肉ですね、店主殿に伺えば特にブランドものではないけれど三河の方の鶏を用いているとのことでした。
途中は平素と同様にハイボールをぐいっと飲りながら厚揚げを炙ったものや胡瓜の和え物もいただきます。砂肝の塩焼串も秀逸でありましたが、ひとつひとつのお料理に魂がこもっているからなのでしょうか、これだけいただいて満足してしまいます。
フィナーレに地酒をお願いしたところ「醸し人 九平次」なる日本酒を奨められました。蔵元は萬乗醸造、名古屋市緑区…あの絞り染めで有名な " 有松 " や桶狭間の古戦場のある場所です。
なんかいいなあ、美味しい地産のお料理を頂きながら地酒を一献、独りで過ごすにはもったいない時間です。
All Photographs : Olympus PEN-F F.Zuiko Auto-S 1.8/38 SONY NEX-7
◆ 炭火やきとり 七福
愛知県岩倉市中央町 1-23
TEL=0587-66-1787
ACT=17:30-00:30 無休
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