■ クラシックショコラとモンブラン
やっぱりケーキは外せない
母と二人暮らしなのでクリスマスだからと云って特別なことはしませんが、それでもなんとな～くケーキくらいいただかないと収まりが悪いと言いますかケツの坐りが落ち着かないような気がしましてね「やっぱりケーキは外せないよね」ってことで近くの洋菓子店まで買いに出かけました。
華やかなデコレーションを施したホールからいつも通りの楚々としたショートまでいろいろありましたけれど、最初っからショートしか買う気がないのでそのショウケースの前で品定めをしておりますと、ボクとほぼ同時くらい（若干むこうがアト）に入店したBBA１号が早々に店員を呼びつけて注文を始めたわけです。
コレを二つとソレをひとつ…あ、さっきのは二つじゃなくてひとつにして…アレをひとつ…ん～やっぱりさっきのは二つで…で～アレはやめにして…てな調子でいつまでもウダウダ決められず注文と取り消しを繰り返しています。おいおい、自分の中で決めてから店員を呼べよ！と思いましたけれど、ボクはおとなしく順番で声がかかるのを待っておりました。
ところがその後に入店してきたBBA２号が別の店員を呼びつけて注文を始めたわけですよ。おいおい、こっちはさっきから順番をずっと待ってるんだぜ…ちょっとソレってルール違反じゃないの？くっそ～と思いましたけど、ここもまた怒りを抑制して待ちました。
モンダイはそのあとです、優柔不断かつスッタモンダしていた先のBBA１号もようやく会計まで進み、やっとボクの番かい…と思っていたら店員さんが「お客様のご注文はもうお済みですか？」と訊いてきたもんだ。はあっ？もうブチキレたので言ってしまいました「さっきからず～っとず～っとず～っと待ってるんですけど」そしてBBA２号を指さし「なんだいアナタも、シツレーだと思わないんですか」
BBA２号がスグにペコペコ謝ったのは確信犯だったからだよな、図々しいにも程があるってもんだ。レジ行列の割込みと一緒だぜ、アナタ日本人？
ボクを担当した店員さんはもう平謝りで「こちらのミスでとんでもないことを致しまして…」とひたすら恐縮しており、ケーキボックスの入った紙袋にそっと焼菓子を忍ばせました。まあお詫びのつもりなのでしょうね、こちらも大袈裟にはしたくないのでそれでお終いにしましたけれど、クリスマスイヴの繁忙の中でお店の従業員が少々パニック気味になるのは理解できますが、めっちゃハラが立ったのはBBA１号とBBA２号ですよ。くたばれ、イナカのBBA。あ～もう思い出したくもない！
さあ、イヤなことはトットと切り替えて忘れましょう。せっかくお気に入りのお店に行って買ってきたケーキなんですからね、楽しくいただきたいじゃありませんか。
サスガに創業が明治時代の老舗ですよね、こうした洋菓子も懐の深いお味で満足です。ええ、イヴは『クラシックショコラ』だけにして『モンブラン』のほうはクリスマス当日にいただくことにします。ねえ、以前はショートケーキの二つくらいは楽勝に食べられたのに…ちょいと寂しいけれどシカタありません。
でも本日の駄文日記はヘッダーと被ってイチゴだらけですな…。
