鯵のなめろう

睦月の庭風景  アスターの紅葉


明るい赤紫色をした花にしか目を向けていなかったけれど
その葉がこんなに紅くなるとは思ってもみませんでした
まるで煉瓦のような赤茶色
アダルトな落ち着いたカラーです

睦月の庭風景 アスターの紅葉   DJ Optical TTArtisan 35mm F1.4 C  SONY NEX-7

 
 

 
 
 
 

鯵のなめろう

お造りをリメイク

元々はスーパーの鮮魚コーナーで売っているごくフツーな " 鯵のお造り " です。もちろんそのままいただいても美味しい上等な品ですが、ここはそいつを「なめろう」に改造してしまおう、という酔狂なおハナシであります。
「鯵のタタキ」は生姜や葱などを切身と併せて俎板の上でトントンと叩いては混ぜてやるお料理で、食す時はお醤油で味付けします。これに対し『鯵のなめろう」はその薬味類に加えて、予め調味料である味噌をフィーチャーするところがちょいと漁師風な食べ物なわけです。

鯵のなめろう   MIRANDA AUTO MIRANDA 50mm F1.4 ( 8-Elements )  SONY α7

食せば生姜や青紫蘇に葱の風味もミックスされて和ハーブのいい感じに包まれておりますけれど、そこに芳ばしい味噌の風味と塩っ気が堪らなく旨味を増進するわけです。
ところで近年ちょっと気になるコトバ使いがありまして、料理番組やグルメ番組などでよく登場する " 塩味(えんみ)" ってやつですね、昔はそんなコトバは使わなかったと思いますけれど。塩辛さ・単に辛さ・塩分・塩気…そんなコトバが主だったと思いますけどね、 " 塩味(えんみ)" っていったいどうして?と思ってしまうのですよ、ちょっと不快なカンジもしますし…って脱線ですよ、元へ。
あぁこの『鯵のなめろう』ってジツに美味いもんですな、盛夏の頃にさっぱりといただくもよし、冬に脂ののった鯵を使って調理するのもまた一興です。そうそうこのお料理はトントンしません、諸食材を刻んでダダっと合わせるだけです。ほんのちょっとだけネバリが出たらオッケーですよ。
 
 

 
 
 
 

朝明富嶽


日の出直後の富嶽
まだほんのりとしか紅色に染まっていません
日に日に寒さも厳しくなっており
厳冬期らしい上空の色に

6:55am, January 12. 2024. @Fujinomiya-City

朝明富嶽 January 12. 2024.   DJ Optical TTArtisan 35mm F1.4 C  SONY NEX-7