鉄板ナポリタン

霞も取れた昨日の富嶽

 
 

蒼穹に ものおじもせず 春疾風


4:12pm, March 18. 2024. @Fujinomiya-City

霞も取れた夕刻の富嶽 4:12pm, March 18. 2024.   SIGMA A013 30mm F2.8 DN  SONY NEX-7


霞がかっていた上空も
夕刻が近づくにつれクリアな大気に
冬の名残りを留める蒼穹にも
我関せずと吹きまくる春の疾風

 
 

 
 
 
 

鉄板ナポリタン

懐かしいけど新鮮

レトロな喫茶店ブームに伴ってその時代から続いている食べ物や飲み物も注目されています。まあ流行っているからと言って今更取り立てて持ち上げなくとも、それを続けている喫茶店や食堂では当たり前のように提供されていたのですから、大騒ぎするほどのことはないと思いますよ。
ただ昔ながらの食べ物にはソレナリの精神が生きているのでありまして、目新しさやバエみたいなヘンな方向性を考慮に入れる必要もなく、ただただ万人に愛され飽きのこないスタンダードなお味で支持されてきたのですから。
流行りのラーメン屋の多くが数年で閉店に追い込まれるのに対し、ムカシからの町中華さんが根強くまた熱い応援と厚い支持を受けて存続し続けている理由を、キッチリと考えてみるのも正しい行動かと思います。

鉄板ナポリタン   Nikon Ai Micro-NIKKOR 55mm F3.5  SONY α7

数年前のナゴヤ長期出張時は外食の機会も多く、また件のレトロ系・イニシエ系喫茶店での食事を何度も経験しました。その中にナゴヤ文化圏独特のレシピがありまして、チンチンに焼いた…あ~誤解しないで下さい、擬音ですよ...鉄板に溶きタマゴを流し入れそこにこのナポリタンを盛り付けたひと皿があるわけです。かの地ではそれを「イタリアン」と称するのが通例のようで、老若男女問わずみなさん喜んで召し上がっておられました。
熱々のまま最後までいただけるのはもちろん、コゲたタマゴやパスタをガリガリと削り落してはクチに運んで食す快感!あ~思い出すと堪りません。
そんな『鉄板ナポリタン』をおうちでも食べたくなって、先日ジッコーしてみました。スキレットが小振りだったので溶きタマゴは断念しましたが、そのエッセンスは充分に堪能できました。懐かしいけど新鮮。いいねえ、このお味…また食べたい。
 
 

 
 
 
 

ちょっとお散歩 March 15. 2024.


寒の入りからずっと花を咲かせていた椿
そろそろ桜にバトンタッチです
きっとこの樹も生垣程度の大きさだったのでしょうけれど
今やすっかり大木になってその存在感を増しています

ちょっとお散歩 March 15. 2024. 去り行く花椿の季節   SIGMA A013 30mm F2.8 DN  SONY NEX-7

 
 


もうその季節は終わったと思っていたら
遅咲きの品種は今がピークなのね
公民館の植え込みにこんな群落がいくつもあって
正視できないほどの眩しさを振りまいております

ちょっとお散歩 March 15. 2024. 公民館花壇の水仙   SIGMA A013 30mm F2.8 DN  SONY NEX-7

 
 


日中は半日陰となる西向きの石積み
その上に黄色の水仙がしっとりと咲いていました
見つけて眺めるヒトも少ないでしょうけれど
それでも花開くいじらしさよ

ちょっとお散歩 March 15. 2024. 石積基礎の水仙   SIGMA A013 30mm F2.8 DN  SONY NEX-7