■ 霞も取れた昨日の富嶽
4:12pm, March 18. 2024. @Fujinomiya-City
霞がかっていた上空も
夕刻が近づくにつれクリアな大気に
冬の名残りを留める蒼穹にも
我関せずと吹きまくる春の疾風
■ 鉄板ナポリタン
懐かしいけど新鮮
レトロな喫茶店ブームに伴ってその時代から続いている食べ物や飲み物も注目されています。まあ流行っているからと言って今更取り立てて持ち上げなくとも、それを続けている喫茶店や食堂では当たり前のように提供されていたのですから、大騒ぎするほどのことはないと思いますよ。
ただ昔ながらの食べ物にはソレナリの精神が生きているのでありまして、目新しさやバエみたいなヘンな方向性を考慮に入れる必要もなく、ただただ万人に愛され飽きのこないスタンダードなお味で支持されてきたのですから。
流行りのラーメン屋の多くが数年で閉店に追い込まれるのに対し、ムカシからの町中華さんが根強くまた熱い応援と厚い支持を受けて存続し続けている理由を、キッチリと考えてみるのも正しい行動かと思います。
数年前のナゴヤ長期出張時は外食の機会も多く、また件のレトロ系・イニシエ系喫茶店での食事を何度も経験しました。その中にナゴヤ文化圏独特のレシピがありまして、チンチンに焼いた…あ~誤解しないで下さい、擬音ですよ...鉄板に溶きタマゴを流し入れそこにこのナポリタンを盛り付けたひと皿があるわけです。かの地ではそれを「イタリアン」と称するのが通例のようで、老若男女問わずみなさん喜んで召し上がっておられました。
熱々のまま最後までいただけるのはもちろん、コゲたタマゴやパスタをガリガリと削り落してはクチに運んで食す快感!あ~思い出すと堪りません。
そんな『鉄板ナポリタン』をおうちでも食べたくなって、先日ジッコーしてみました。スキレットが小振りだったので溶きタマゴは断念しましたが、そのエッセンスは充分に堪能できました。懐かしいけど新鮮。いいねえ、このお味…また食べたい。
■ ちょっとお散歩 March 15. 2024.
寒の入りからずっと花を咲かせていた椿
そろそろ桜にバトンタッチです
きっとこの樹も生垣程度の大きさだったのでしょうけれど
今やすっかり大木になってその存在感を増しています
もうその季節は終わったと思っていたら
遅咲きの品種は今がピークなのね
公民館の植え込みにこんな群落がいくつもあって
正視できないほどの眩しさを振りまいております
日中は半日陰となる西向きの石積み
その上に黄色の水仙がしっとりと咲いていました
見つけて眺めるヒトも少ないでしょうけれど
それでも花開くいじらしさよ