佐賀のがばいキムチ

ちょっと変わりダネなキムチを手に入れた。韓流キムチに馴れた近年、逆に新鮮な印象を持てるものでなかなか面白い。

『佐賀のがばいキムチ』は昆布のネバリと青高菜入りというトコロが特徴で、昔からあるフツーの日本式朝鮮漬に近い。
パックから器に移すときにそのネバリにまず驚いた。箸を入れて取り出そうとするとガバッと塊のように取れてきて、糸を引く粘りがある。
食味は辛みよりも旨味を優先したカンジで酒のつまみというよりもゴハンによく合う。当然豚肉炒めや鍋ものに用いるよりは、ストレートな食べ方が適しているようだ。
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かなり青高菜が効いていて味の全体を支配しているので、唐辛子やニンニクはさぞかし悔しい思いをしているに違いない。コレを“キムチ”と言い切ってしまうには少しテーコーがあるが、海外文化を上手に取り入れた日本の漬物として優秀な食品だと思う。



製造者;(有)カネセン 
    佐賀県佐賀市川副町
    西古賀字三本松114-8


販売者;株式会社江頭漬物
    福岡県久留米市
    東合川町60-1
    TEL : 0120-773152