(64)YOKOHAMA氷川丸『ドライカリー』


1930年代、豪華客船での旅は庶民には無縁なモノだったが「海に浮かぶ最高のホテル」では西洋料理が日々研鑽され、さまざまな料理が生み出されていったのだ。
このドライカリーもその中の一つで、客船レストランの司厨長が胸を張って自慢するメニューらしい。
富裕層だけが食すコトのできた豪華ディナーの一品を、こうしてお手軽に庶民も口にするコトが出来るようになったのもレトルト技術のオカゲであり、当時の人々には想像もつかないことであろう。
製造販売に携わっているのは海上運送に関する業務を行っている企業だが、海外航路船のレストランという特殊な位置づけで培われたノウハウがこうした品位の高いレトルトカレーを輩出しているワケなのだ。


郵船ナブテック株式会社
http://www.ynt.co.jp/




かに雑炊やっちゃいましたね〜♪
剥いた殻でダシとって
身肉をちょっとだけ取っておいて
あっさり塩味でさらさらいただきます…
高級旅館の朝食みたいでしょ