刻み野菜のトマトソース『ポークソテー』

市内のほとんどのスーパーで毎週火曜日に開催される特売市があった昨日、シゴト場から一番近いスーパーで夕食の食材を見繕ってきた。

病院での時間が意外に長くなり買い物を始めたのは午後も4時をかなりまわっていた。県中部を中心に展開する流通チェーンに救いのテを差し伸べられた市内の某スーパーは狭くて暗くてゴチャゴチャした売り場からすっかり垢抜けた様相に変わり、落ち目だったアノコロのガラガラ状態とは雲泥の差である。
朝刊折込チラシで大方のメボシはつけておくものの実際売場で商品を見ると気が変ってしまうコトはよくあり、昨日も100g@89のオージービーフの切落しを狙っていたのだが、カナダ産大麦ポーク100g@98というヤツもかなり良質であるコトが一目で判り、つい浮気をしてしまったのである。“カツ・ソテー用”と書かれ厚くカットされた豚ロースは先日から燻り続けていた「たまにはポークステーキも食べたいよな〜♪」という希望を満足させるには充分な素質を持っているのね。
ブラックペッパーをたっぷりミルしてフライパンに優しく触れさせる。油は敷かずにポークが自ら溶かし出す脂で焼こうという寸法だ。慌ててはいけない、中弱火でじっくり焼き目をつけ旨味を中に閉じ込めようではないか。作り置きしてあったトマトソースにはガーリックやセロリそしてバジルなどを刻み、赤ワインと少々の蜂蜜を加えて軽く煮たててやる。ウ〜ム、ソースがこれだけ美味しければ勝利は確実だ。
ポークが焼きあがったらスバヤく一口大にカットし皿に盛りつけよう。鉄板ではないので冷めてしまうのも早いから、ココでもサッサとしないとせっかくのジューシーなポークが台無しになってしまう。付け合わせの食材やドリンクの準備はもちろんだが、その他テーブルセッティングなど落ち度なきよう整えてからニクを焼き始めるのがセオリーだ。
そんな努力がミゴトに報われる一皿である。







今朝の富士山

7:13AM, September 16. 2009. @Mannohara, Fujinomiya-City